フィルムスキャン&プリントのS、 鈴木写真変電所
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  プリンタのドット数とdpiとppiの違い?について
写真コメント
 朝の能美線本鶴来駅から。(石川線は中鶴来駅で別途の場所)寺井発鶴来行が鶴来駅場内停止信号。野町行が並んだところ。
 能美線は上の画像の手取川大鉄橋を渡ってすぐ、本鶴来駅に到着します。車掌さんの肩紐はお揃い。 
 プリンタの世界(数字は当店の場合として御説明しています。)
 1粒(ドット)は小さな用紙に打出すときは細かいほど良いのですが、
 プリンタに渡すデータの現状は、まず、パソコンの基準8の倍数、
 画面72pixelの5倍の360dpiで十分と思っています。
 プリンタは360dpiのデーターを、2880dpiとか5760dpiの細かさで、
 どのような位置に各色のノズルで重ね打つかを算出してプリントします。
 各プリントサイズの16bitでそのまま送りますから360dpiファイルのおおよその大きさは
 A4・・・・・・・ 71.7MB
 A3ノビ・・・182.7MB
 A2・・・・・・286.8MB
 となります。
 しかし
 
トリミングは周囲を切捨てるため「dpi」的に容量が減少します。
 様々な大きさでプリントを考えたときに、常に綺麗に仕上げるためには、
 
4000dpi以上の解像度でフィルムをスキャン。
  マスターにしておき、それをリサイズすることが理想です。
   参考ですが
A1サイズとすると259dpiとなり、360dpiに不足しますが通常そのままプリントします。
   この位大きくなると、離れたところから総合的に見るので、荒くなっても問題ありません。
 
小さい解像度から大きくしようとしても
 「ソフト補間」になり、ソフトが勝手に粒と粒の隙間を埋めるわけですから、
 正直な画像にはなりません。基本的に良い結果になることはありません。
■写真コメント
 夕日を浴びて黄色が一段と映え、柿の実もたわわな感じです。しかし望遠系で浅い絞りの関係から周辺が甘くなっています。 
デジタル世界の用語について 解説:byてきとー
1 ツブツブについて
 
(1) ピクセルとドット
   双方とも「粒」の定義と思ってください

    電子画面には「ピクセル(p)」、インクジェット印刷は「ドット(d)」を使う。同じじゃねえか!
    ぐらいに適当に覚えましょう 
    
「p」=ピクセルは色情報を持たせた粒。
   
 「d」=ドットは粒の数の単位
    結構、適当に使い分けられています。
 (2) ppiとdpi
 
    最初の「p」と「d」は上記(1)の解釈そのまま。
    その次の「p」は「パ〜」、「i」はインチ
    1インチの中に何粒詰まってる。という意味。
 (3) 1粒のピクセル、ドットの大きさ
   大きさは様々に変化すると考えてください。
   1インチに
大きさの変化する粒を隙間無く500粒(500dpi)と1000(1000dpi)粒詰め込むと後者は1粒が1/2になります。
   逆に粒の大きさを一定にすれば500dpiよりも1000dpiの方が倍の長さが必要となります。
   モニターの大きさですが、
   LCD製品を例に取ると22、24、27各W型の液晶の数が1920×1200と同等のシリーズがあります。
   この場合は各インチに詰まってる液晶一粒の大きさが違うということです。


2 プリンタの性能標記について
 
(1) プリンタ性能は5760dpiか2880dpiか
   
悩んだことありませんかこの数字。1440、2880,5760。(なんか倍数のような・・・)
   モニターとプリンタの解像度の数値は全く異なる土俵です。
   データの解像度も、プリンタの解像度とは違います。 
   データーのdpi(ppi)は紙の大きさに表現するドットパーインチ数を指します。
   プリンタは1インチの中に打てるノズルの制御ドット数を言います。
   1.5plや3pl(ピコリットル)等はノズルから出るインクの量を指します。
   1440dpiと2880dpiの各dpi(一粒)を比較すると2880dpiに1.5pl打てば
   全体が埋まると仮定すると1440ppiでは空白が出来ます。
   その部分を活用してカラー濃度を調整しているというところでしょうか。
   そこに他の色を打ち込めば重なる別の色も出来る。
   というような理屈と考えています。

   目のとプリントの位置関係で考えてみてください。
   当店は細かいdpiが必要なのは2L判以下と思っています。
   年賀状とか、L判は5760dpiの恩恵は充分にあります。
   例えばA4以上の大きさになると、鑑賞眼の位置は画像から離れます。
   駅のポスターなどは通路の中央付近から綺麗に見えても近づくと、
   アレアレ〜「色粒子荒いじゃん」ですね。そこに5760は必要??・・・。

 
(2)プリントファイルの大きさ
 
  どのくらい伸ばすかは撮影時の画素数(デジ)か、フイルムの大きさ(粒子寸法が決まっているので面積)
   が第一関門。
   例えばA0判に5760dpiで出力なんて言ったら、ドットパーインチですから、とんでもない大きさのファイル
   になります。
   というか、どの位置で見る基準?
   画像を見る位置とその面積がどのくらいかの相関的な適正解像度は、業界各社がノウハウとしています。
   ほとんどの場合、ホントカイナなんていう低い解像度であの大きなポスターを印刷します。
   それでもファイルはかなり大きいですが
。  
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