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店主 巨大成長の前立腺撤去に踏み切る
2025.08.15 up |
【経過】
■もう三十数年前になろうか?酒やビールを飲むとションベンの出が悪くなって、排尿に時間がかかり、出なくなってしまう状況が発出
さらに夜間の排尿回数が増えたので、以降、泌尿器科にお世話になる
一番最初に伺った泌尿器科医院は「な~に睡眠剤飲んで寝れば大丈夫だよ」と、誠に脳天気な医師だった
ヤバイぞ!この方!!
速攻、別の医院に行く
前立腺肥大になってきてるから、「ユリーフ(排尿障害改善薬)」で様子を見ようとなって、少しは改善した。
■その後、ビールを飲むと特に排尿障害が出るので、結局、ビールをやめて・・・。
20年近く排尿障害に苦しみながらも投薬だけで過ごしてきた。
そして10年ぐらい前になるか?突如、本格的な糖尿病が襲ってきた。
これも頻尿となってしまう病でもあり、夜間も頻尿で中々出きらない排尿障害の2重苦を背負ってしまった
勤務場所等の都合で何カ所か泌尿器科医院を変えながらだったが、複数の医院で肛門から前立腺を触診をした先生方は、大きいですね~。と言うものの薬剤処方のみだった
■今年に入って
(1)他の医科で超音波診察があって
大きいね~。大丈夫?泌尿器科でなんか言われない?「大きいと言われる」・・で終了
(2)健康診断でPSA値が基準超えで(長年高値を放置してた)精密検査といわれ、某大学付属病院でCTスキャン
結果、癌の兆候は無いが癌かどうかは、生検をしないと確定出来ない・・・。
※生検:複数箇所に針を刺して細胞を採取するのだが、非常に痛いので有名
ウチは癌専門だから、そうで無い場合は、近隣の病院に通院してね・・・。
と、あしらわれる
(3)どうも、前立腺を肥大の除去をしないといけないとは判ってきた
近くの病院をネットサーフィンする
横浜市南部病院の手術術の状況を知る
前立腺肥大症のレーザー手術の実績とトピック | 診療科・部門 | 済生会横浜市南部病院
(4)ところが、中心の三山先生が退職して技術指導を継続して行っている(2025.08現在)状況
(5)なら、と、三山先生が開業した「ゆきがや泌尿器クリニック」(手術はしない医院)に突撃する
※池上線の3両編成に石川台まで乗れるのも嬉しいですね
診察結果、非常に大きな前立腺で手術を勧めるには普通、躊躇するだろうレベル。
・今まで手術するという話はありましたか?と質問されて
ありませんでした・・・。と答えると
そうだろうなぁ~。こんなに大きいのは滅多に無いし、
下手に手術なんていえないから・・・。
みんな尻込みして手術を勧められないだろうなぁ~。っと
だから、手術した方が良いと、今まで言われなかったのでは?との推測
・一昔前は3回ぐらいに分けて切開して取り出す状況じゃ無いかな?と恐ろしいご宣託
先生自身もこんな巨大前立腺の術例は数例程度だそう。ウ~ん。すんごいと驚かれる
しかし、先端技術を駆使する先生はお顔が広く、ちょっと知り合いの医師に相談するから安心してね。っと
(6)撤去に踏み切った理由
・ このまま歳を重ねると排尿がますます困難になることが予想される
・先々、膀胱圧迫により腎臓に負担がかかり、人工透析?等の悪影響が出る場合も←これを聞いて決意
・ 齢が72才に近づき、この先、高齢での全身麻酔の手術は身体に負担をかける←逆に何時まで存命するか
(7)次の診察の時、この紹介先で大丈夫だよ!と、希望の扉が開く
(8)遂に紹介先の病院に
三山先生がいろいろ連絡を取ってくれて、紹介状を持たせてくれた先は
荻窪にある「東京衛生アドベンチスト 病院」の泌尿器科 加藤大貴 先生
加藤先生もびっくりの患者を送り込まれて、さぞかし・・・と思いきや、大丈夫ですよと明るい
ここで最新の術式を使用しての手術が決定
前立腺肥大症のロボット手術 アクアブレーション方式
クリニック三山先生に術式を伺うと、経験豊富で高度な判断が必要な術式で、国内で片手程度の医療機関でしか実施されていないそうです。保険に該当するには前立腺の大きさなどもあるそうです。 |
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店主の巨大な前立腺
※画像は着色するなど加工をしていますが、原形は変えていません |
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↑ 横位置からの画像 |
↑正面からの画像 |
(9)先生曰く、通常の肥大前立腺が「アボガド」程度だとすると、店主の前立腺は「特大マンゴー」だそうです
通常、手術室にいる時間は90分程度ですが、店主の特大処理は時間が240分程度の難手術だったそう
本人は麻酔で寝ているので、全く判りません
(10) 本人の苦しみはここから
夕方のベットにつながれている?店主
あれこれのモニターや点滴などの管でがんじがらめ
尿はカテーテル経由で血尿が袋に知らない間に溜まっていきます
ボーッとする中でこれらは何時外れるのですか?問うと、明後日には順次外れると思いますと、ナース様
(11)地獄の苦しみが・・・。
夕食が配膳される
店主、ヨード禁止でお願いしているので、きっちりその線は守られている
しかし~ぃ、菜食主義の食事が,玄米ご飯の匂い、その他のおかず??が「言い表せない程の苦痛味~」
寝られない、寝られないと思いながらも短時間の寝起きを繰り返しながらやっと朝になる
2日目に加藤先生にオカズの持ち込みを聞くと、大丈夫とのこと。
ナース様に問うと玄米ご飯を白米、牛乳パックを豆乳パックに変更可能とのことで変更。でも、おかずが×××
さらに、空いて居た2人部屋に高齢の患者が転室されてきました
カーテン1枚の・・・。様々な音が・・・。
3日目、加藤先生の回診
そろそろ退院可能でしょうか?う~ん、優しい口調であと2~3日かな・・・
カテーテルが外れ、自力でションベン!
恐ろしいほどの勢いで尿が出まくる状況に、ただびっくり・・・。ナローと新幹線の差という感じ
シャワー解禁で浴びまくる
4日目、加藤先生朝の回診
食事他で追い詰められて切羽詰まった店主、また、退院可能でしょうか?と問う。
う~ん、あと1~2日かな
基準日は今日から?明日から?をお聞きする前に、超多忙な加藤先生は風の如く去られる。
※某看護師様の話では超人気で診察も超多忙だそうで・・・。スイマセン・・・。
5日目 加藤先生朝の回診
店主、またまた切羽詰まった顔で、退院可能でしょうか?と問う。
先生、血尿の状況をナース様とご相談。ウン、イイヨ!!
午前中に退院させていただいて良いでしょうか
加藤先生 手続きも大丈夫だと思う・・・。 ※今日退院出来なければ拒食しそうな程、食事に苦しんでいた
心の底から「ありがとうございます」
ナース様の驚くほどのテキパキさで事務作業は進み、11時過ぎには手続き終了
んで、ありがたく退院させていただきました。
【心得他】
(1) 入院の部屋は高級ホテル宿泊と考えて1人部屋にすべし・・・。耳栓なんて、あっても無きがごとし
店主は元々資金が無いので、一番安い差額部屋に。やっぱり大後悔
(2) 本病院の「菜食」は医師の許可を得て缶詰やおかずを持ち込まないと耐えられなかった
ゼリーやツマミ菓子が無いと発狂しそうだった。売店はあるが、大豆ミートとか????
(3) 尿道にカーテテルが入っている約2日間は動くと、ズ~ンと痛さが、まぁ、響く
初日だけ痛み止めの座薬を入れてもらったが、後に痛みはほぼ止まる
■病院施設は非常に清潔で綺麗
初診や通院患者は隣接の「教会クリニック」入院等の患者は「アドベンチスト病院」で分けている
非常にスッキリしてわかりやすいし、混雑も分散。先生方はクリニックと病院を行ったり来たり
■■加藤先生はじめ、看護師の皆様から24時間体制で親切にお守りいただき感謝、感激でした
【退院後】
一週間後の診察にお出かけしましたが、特に異常がないそうで、安心しました・・・。
一応、退院後約1週間はパソコン等の座り詰めは良くないとのことで、横になってゴロゴロ・・・。
なお、
・痛みは全く無い状態
・血尿は約1ヶ月は続くそう
で、テレビCMで有名な「ライフ●ー」の尿パッドを交換しながら生活しています
「のぞみ」級の恐ろしい勢いの小便が日々の憩い??です
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ご覧の皆様へ店主の気持ちとして
術前に排尿改善として三山先生に処方していただいた、数種類の薬の効能も良く、手術は先生の助言によるのがよろしいかと。
手術が必要な場合は、手術経験の豊富で人脈のある三山先生から状況に応じた医療機関を紹介していただけるのでそれが最適解ではないかな?と思いました
ご紹介頂いたゆきがや泌尿器クリニックの三山健先生、執刀してくださった東京衛生アドベンチスト病院泌尿器科の加藤大貴先生には厚く御礼申し上げます
以上が店主の感想でした
本件は店主の勝手な体験談ですので、その点は充分ご理解いただきたいと思いますし、責任はとれません |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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