大牟田線 300系
西鉄大牟田線モ311形311
  ↑モ311-ク361+モ303-ク353 300系各電動車のパンタは横型碍子に取付方法で統一されていた。(313系を除く)
 ■300系の系譜 ひょっとしてオデコに急行灯(通過表示灯)尾灯が賑やかに並んでいる車両は、日本で貴重なスタイル?
 製造年次が違ったり、制御器の違いでグループ以外併結出来なかったり、よそ者を受け入れたりとの300系グループ
 店主的に300系は3グループに分類。313系は宮地岳線の巻きにて。  
301(戦前)グループ S14.09 汽車支店  2連2本  貫通両運形→S30普通格下げ時に連結側の運運転台撤去
モ 18.5m  モ301、302 86kw×4 、急行用2扉セミクロス、制御器:東芝PB-4
 S30ギア比を普通用変更 。3扉化はされずに301F→S52、302F→S50.廃車
ク 16.5m   ク351、352 Tcは編成加速力の向上のため車長が2m短い。←小田急のHE車より早い時代にこの思考!※ホーム長制限抜きでの話
303(戦後)グループ S23.06汽車支店(運輸省規格A')3扉 
モ 17.5m モ303~307(36.8t) 110kw×4、制御器:三菱ABF
ク 17.5m  ク353(28.0t)ク354(28.2t)ク355~357(28.5t) 
組込編成  304-324(2扉)-354、305-325(2扉)-355、306-326(3扉)-356、307-327(3扉)-357 ※2連は303-353の1本
308(戦後)グループ S23.10汽車支店・日車(運輸省規格A')3扉 308F(1978.04.15)、309F(1978.06.29)に宮地岳線に転出
モ 18.5m 汽車支店 モ308~312(38.3t)115kw×4、制御器:東芝PB-2→.36.7ABF車併結化回路改造300系他形式と併結可能化
ク 18.8m  日車 ク358~362(28.5t)
 303グループ編入中間車 S26.4近車(モ600系中間車扉数に注意)、S36.7川車(新造) 
S26.4 近車2扉 モ324(モ611改造)、325(モ612改造) 18.5m、82kw×4 モ304F、305Fの中間に組込
S36.7 川車3扉バス窓、ノーシルノーヘッダ張り上げ車体 
    モ326(モ601の電装品流用)、327(モ602同左) 18.5m、82kw×4、モ306F、307Fの中間に組込  
 西鉄大牟田線ク350形353
  ↑ク353-モ303+ク361-モ311
西鉄大牟田線モ300形モ303
  ↑モ303
西鉄大牟田線ク360形362
 ↑ク362-モ312+モ306編成の最長5連
西鉄大牟田線ク360形362
  ↑上と同じ編成だが、側面がもう少し判る前2両・・・
西鉄大牟田線ク350形353
 ↑303グループの唯一2連と308グループの重連(重連=西鉄呼称)
 モ304~307編成の3連化
  ↓17.5mのモ304~7、ク354~7編成に18.5mの旧600系中間車を組み込み3連化 
西鉄大牟田線モ300形モ304
(1) 2扉車を3扉車に組み込み
  モ304、305編成の3両化
  旧600系中間車抜き取り、改番、組み込み3扉-2扉-3扉編成
  中間車だった2扉のモ611と612はそのまま編成に324、325に改番されて3扉のモ304-ク354、モ305-ク355の間に挟まれた。   
西鉄大牟田線モ320形モ324
  ↑中間のモ324は旧600系611(612)、300系に編入するための改造後、↑改番されてそのまま2扉↑で編成された。 
 モ304(17.5m車体、S23.6汽車)-モ324(18.5m車体、S26.4近車)-ク354(17.5m車体、S23.6汽車)
モ305(17.5m車体、S23.6汽車)-モ325(18.5m車体、S26.4近車)-ク355(17.5m車体、S23.6汽車)
西鉄大牟田線モ300形モ304+320形モ324
   客窓の違いがわかる。特に客窓の高さと細桟による車体美(他300系比)。  
西鉄大牟田線モ300形モ306
 ↑ 3扉の車体新造の組込編成 モ306-モ326-ク356+モ312-ク632 
西鉄大牟田線モ320形
↑ モ326(モ327)ノーシルノーヘッダー張り上げ屋根、バス窓18.5m
台車は遠目でしか判らないが、上の原型モ324の切れ切れの台車写真
とこの写真で国鉄スハ43系のTR47形の亜流に見える
  (2)中間のモ326(モ327)は昭和36年に川崎車両でノーシルノーヘッダー張り上げ屋根、バス窓18.5mの車体のみを製造。
   急行用初代600系先頭車モ601、602の電装解除した部品と台車を再用して電動車に組み上げられた。
   車両番号は編成に合わせて付番された。
   モ306(17.5m車体、S23.6汽車)-モ326(18.5m車体、S36.7川車)-ク356(17.5m車体、S23.6汽車)
   モ307(17.5m車体、S23.6汽車)-モ327(18.5m車体、S36.7川車)-ク357(17.5m車体、S23.6汽車)
 ※本ページを作成するに当たり、(株)電気車研究会 鉄道図書刊行会刊 
鉄道ピクトリアルNo292、517、668、847号<特集>西日本鉄道を参考にさせて頂きました。
※触れる形式は店主が撮影した形式のみです。
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