フィルムスキャン&プリントのS、 鈴木写真変電所
 
   北陸鉄道石川線沿線に立地する超美味な日本酒を醸す五蔵巡りのページです。
◆ 石川線廃止準備?関係の補記-最下段(2011.02)
■鶴来駅で夜間撮影した1枚の写真を眺めていて、ふと、駅名下の広告に眼が。
 どんな酒蔵?約三十年後にとうとう酒蔵巡りになってしまいました。
 高松琴平沿線のうどん巡りと、どう違うと言われると、
 試飲出来る酒蔵が2カ所あり、自分で運転するレンタカーでは回れないというところです。(笑い)  
■ (2019現在)もう46年も前、たどり着いた鶴来駅で、近くの旅館を紹介してもらい、夕食後の散歩がてら撮影したものです。
  その後、12年ほど前に再訪。加賀一宮で列車を2カット撮影した帰りに、
  この駅名標にある「万歳楽」醸造元の小堀酒造にお邪魔したくて、
  徒歩で一宮から鶴来に向かいました。
  緩い坂を下る感じの道は街並の整備が進んでいて、とてもこぎれいな街に変貌していました。  
  当時の店主、他国の酒に心酔中で日本酒が全くおろそか不勉強。
  小堀さんをお訪ねして、試飲させてもらいながら小瓶を数本購入した記憶が。
  最近になって北鉄石川・能美線周辺に超有名な酒蔵が集中しているのに気がつきました。
  ※辰口温泉〜新寺井間及び店主不知の酒蔵は除きます。
  菊姫-菊姫(酒造)  手取川-吉田酒造  天狗舞-車多酒造 万歳楽-小堀酒造  福の宮-宮本酒造 
  と5つも有名蔵があるのです。
  なお、「白山菊酒」という名のブランドを五蔵で立ち上げていますが、宮本酒造は含まれず、
  松任駅至近の「高砂」ブランドの金谷酒造店が含まれます。
  ブランド立上げの経緯は万歳楽-小堀酒造店の社長ブログに紹介されています。
  2010年6月某日、遂に5酒蔵巡りと能美線廃線跡探訪と能美線辰口温泉(駅)への旅をして参りました。
  蔵によっては土日の営業日が無い場合もありますのでご確認下さい。 
 
 天狗舞醸造元車多酒造の事務棟?  五蔵のスタンダードなお酒達。一部は首都圏スーパー販売中
 
 ■ ご存じ車多酒造。宿泊先の「辰口温泉まつさき」旅館にお願いしたところ快諾いただき、ワゴンで送って頂きました。
 天狗舞の車多酒造、手取川の吉田酒造、この2蔵間はヒバリさえずる田んぼ道をのんびり歩いて20分、 
 乙丸駅から車多酒造までは、同様にたぶん60分以内。実は乙丸駅から歩いたこと無いので地図を見て大体この位かなと。
 驚いたのは周辺地元の方々の距離感。数名に聞くも車多酒造と吉田酒造の間はとても歩く距離ではありませんと言うのです
   地図で見ると、大した距離では無いのに・・・。
 と思ったら、みんな移動はマイカー以外使わないので判らないのですね。(笑)
 
  
このような田んぼの風景を眺めながら農協の米サイロを目印に歩けば吉田酒造。
   吉田酒蔵(工場)の間の道路が昔の町並みのような
 良い雰囲気。
 ↑頭上を昨日搭乗した便が小松空港へ着陸態勢で通過。
 吉田酒造事務所兼試飲販売所。試飲所の井戸水も飲み放題。年齢層別の酒粕石けんもありました。
応対して下さった人によると、肌に優しい石けんで愛用してるとか。ウ〜ンその通りかも。で、2個購入。
原材料提供で別法人製造品 
>宿泊先「辰口温泉まつさき」のフロントの方が車多酒造に店主をお送り下さった帰路に、吉田酒造さんに
「店主が立寄ったらよろしく」と、ご厚意の伝言をされて下さっていました。

 店舗に入るなり、社員の方からお声をかけて頂いてびっくり。
 セラーに販売しているお酒が各種並び、朝から試飲グビグビ〜。

 見事に美味しいお酒がいっぱい。山廃純米や吟醸好きの店主は架線電圧上昇。
 試飲しながら比較すると全部購入したい衝動に駆られてしまう店主。
 心の選別眼を全開にして発送伝票カキコキ・・・。
 しばらくして、吉田酒造社長様がお見えになり、見ず知らずの店主を直々に全ラインを見学させて頂ける
 栄に浴しました。
 上質に米の芯を研ぐための最新の精米機等の導入、品質を変化させない、または熟成させるための低温
 や氷温レベルの貯蔵庫など、お米の受入れ以降は自社一貫生産で「安全、安心」の製品づくり、ブランド力
 の向上に素晴しい情熱をお持ちでした。
 そして酒蔵も静かにハイテク化が進行している現実を勉強させていただきました。
 なお、辰口温泉まつさきさんとは遠縁の親戚とのこと。

 たまたま上記の事情を知らず、前日の夕食に山廃純米「手取川」を注文し、美味しい加賀料理と美しい器に
 心象が非常にマッチして店主大喜び。

 試飲については
 吉田酒造さんと後述の小堀酒造さんがOKです。
 宿泊先の辰口温泉まつさきさんは、JTBで高評価の宿として推薦いただき選択、手配してもらいました。
 全泊とも平日に宿泊でした。温泉は鉱泉タイプ。加温ですが優しい泉質。
 この他にも素晴らしいサービスに感動でした。
 
 吉田酒造さんからの移動は「迎車料金無料」の鶴来駅前
かなやタクシー」さん。
 能美線跡に平行する道路に出るため、手取川に架かる立派な橋(なぜか有料)経由してショートカット。
 途中、ちょこちょこ停車してもらいながら撮影探訪。
 非常に丁寧に案内していただきましたが、何せ運転手さんは当時を知っていても、鉄道ファンでないので、そこは店主が「あっち」、「ここらへん!」と。
 手取川直前のトンネルポータルは運転手さんの勘が冴えました!

 小堀酒造さんまでは、およそ3,500円。
 事前予約していた「蔵元お庭見学」。
 案内人は娘さんらしき感じ。
 店舗はご家族でやっているような雰囲気。
 何でものんでくださ〜い。と言うお言葉に、グビグビ。
 梅酒もおいし〜。アウスレーゼクラスを飲んでるみたい 発送伝票カキコキ
  のどかな風景が何ともいえません。
 開花の時期には素晴しい光景が展開しそうです。
 何せ線路沿いにず〜とあるのですから。
 樹齢は二十年超と思われます。
 桜並木はすべて能美電の線路跡と限らないよううで、正確にトレースするには能美線が記載されている当時の地図は必須です。
<さらに横道・・・鶴来の噂のお店2010
・ウナギの蒲焼きが地元の隠れ嗜好品とは・・・。
 酒のつまみに何がありますか?とか各所で会話。ウナギ!
 ウナギとドジョウ蒲焼の名店ということで、お店に関しては全員ここを推薦してました。

 んで、行ってみました「金間屋」さん。
 小堀酒造さんの前は鶴来のランドマークとなったショッピングプラザ「レッツ」があります。
 そこを通り抜けると、小さなショーケースのみで商売をしているのが「金間屋」さん。

 関東人から見ると「大ハモ」のノリで大ウナギという感じ。神田きく川の大ウナギどんぶりのちょっと、きめの粗いほぐれ具合に似ています。
 蒸さないので数段味が濃くてうまい。大一匹1980円(2010年)という価格も納得。
 ある方は「疲れると仲間と金を出し合って」買いに行くんです。とのこと。どうやって分けるのかなぁ。

 食べる場所が無いので店頭で、訳を話して暖かいのを頂いて立ち食いさせてもらいました。
 秒単位で胃に収まる「ウナギ」。
 レッツの中の鮮魚店に竹笹包みの「宝来ずし」あり。
 柿の葉寿司の兄貴分ような、富山のます寿司ミニミニのよう。な
 んで、レッツの中に休憩コーナー発見。
 ここでゆっくりと「ウナギ」と「ほうらい寿司」喰えば良かった(涙) 
   ・ うどん
こいしや」さんが美味しいと複数情報。懐かしいなぁ〜。
お店も綺麗になっているし。
ラーメンが有名で、並ぶこともあると言う方も。
今度機会があったら是非食べたい。


焼鮎が美味しいらしいお店も情報把握・・・。
実食したら書きます。何時になるんや!!

その他、店主が独自で探すのに重宝したのは
鶴来町の「まちの駅のWEBサイト」でした。参考までに。
←北陸鉄道能美線と加賀一の宮線?の両方の踏切
 2020.06多分、今頃は綺麗に撤去されているだろう。
 さて、ドド〜ンと

 ↑鶴来の街に燦然と輝く「菊姫城」。この蔵のすごさと独自性は他の追随を許していないと思います。  
  ここに来た人には発送伝票にカキコ出来る権利が与えられます。電話やネット注文は不可。
 詳しくはHPでその独自性を。勉強になります「酒道入門」 
    ■平成になって頑張りが出てきたと評判の宮本酒造。ネット販売中心とのこと。こちらも宿泊先「まつさき」さんに鶴来駅まで迎えに来ていただいた際に、運転の方が、店主の酒好きそうな状態に、お好きでしたらご案内しますよ。と立寄っていただきました。今回、時間的に寄れるか不安だった場所だけに、思わぬビックプレゼント。
帰宅後、「夢醸」 をグビグビ。すっきりしていて飲みやすい。
若い蔵に変身して20年(同店HPから推測)、地元の丸い山芋で焼酎を醸造してこれも人気らしい。発送伝票カキコキ・・・。
■小堀酒造
店舗の形式写真を撮り忘れておりました。$(_ _)$ 
 ↑ 御参考までに2010年4月鶴来駅に貼ってあったバスの時刻表です

北陸鉄道の東急7000系に乗って国鉄101系の音(正確には西武701系系統だったけ)を聞きながら、鶴来の街や酒蔵巡り、能美線廃線巡りをぜひ楽しんで見て下さい。
鶴来の街は過疎で疲弊しているものの、街興しを一生懸命やっている街。

「白山比盗_社」も旧駅の参道から杉林に囲まれた階段をゆっくり上ってみれば、なかなかのパワースポット。
中でも
ご祈祷は待合所が檜香る超デラックス室。毎時00分に祈祷があり、寄付金は五千円から。同行者も一緒にお祓いされます。
申し込み人が他にいない場合は貸し切り状態となり、広大な本堂で、ド〜ンド〜ンと大太鼓が打ち鳴らされ、神主さん以下総勢5人ががりで祈祷、
雅楽やシャ〜ン、シャ〜ンと鈴と扇を振りながら舞女(神社発行紙による)さんの舞が眼前で行われます。※舞は頭を下げている間に行われます。
終了後、神主さんの御挨拶と御札、御神酒とお菓子の一式が授与されます。白山信仰の総本山としての威厳と偉容が感じられます。
その圧倒的パフォーマンスは都会の神社やテーマ***(比較して罰当たりそうですが)には到底無いものがあります。
 
 ■野町駅周辺の観光
 犀川大橋 (野町駅から約12分。西茶屋街経由が観光的に良いかも)
 金沢市電が走っていたことを橋のたもとのパネルで紹介しています。鉄橋時代の記述を拡大してみました。

 なんでもこの橋のグラデーション塗りが美意識の高い金沢自慢のようです。
 金沢駅の中の広大なお土産ゾーンにある、お土産用お菓子、その器や包装は、結構見事なつくりで感心するもの多数。さすが伝統工芸の流れ。
 
 
 
 ■↑野町駅に到着する折返し列車。改札は降車が済んでから。こう見えても冷房車です。
   使っていない2番線は再び息を吹き返すのか。
 白山市のホームページには「鉄道自体の存続が危ぶまれています」と表記されています。
 
白山市HP→まちづくり→交通
 なんだか最近廃止に向けての動きが加速しているような雰囲気で「利用アンケート実施」とか2009年には
 「石川線利用促進会議」発足」等のニュースが報じられています。
 中でも「石川線利用促進会議」事務局を担当する白山市の企画課長さんが新聞取材に対して
 「現状は厳しい。あとは北陸鉄道の出方次第云々。」と回答するようでは、ほぼ廃止は容認のようなもの。
 店主が思うに全国の鉄道事業者で「アンケート」「**協議会」が出始めたらまず、廃止の地ならし。
 あとは協議会承認→事業者の廃止申請で終了。
 現実にそういう路線に乗車してみると「バス」以下の輸送量のところが殆ど。学生輸送さえ解決するれば、という現実。
 国交省も事故起されては困るので、安全ハードルを上げまくり、クリアできないんだったら、地元協議で考えろ。では立ち行かない。
 経過はともあれ最終的にバス主体になった会社が鉄道会社を合併して次々と自分の鉄道を廃止していく状況は、
 延伸を含めて地域的インフラ再整備で活用のかけらもない思想でもったいないもったいない。
    たまたま見つけたラッキーナンバー?市内循環小型バス。 
    野町駅至近の西茶屋街。規模は小さい。 しかし、駐車場、トイレなど完備

 茶屋の風情は見てると雰囲気あるけれど、そのお店は何やってるんだか判らない。
 まぁ、当たり前なんだけど、今の商売はそれじゃないから、 テナントとして入るお店はPOPも出せないような・・・。
 東茶屋も全く同じで、入るのに勇気が要る。

 東茶屋のあるお店に入ったら、
 販売員さんが雲霞のごとく寄ってきて、奥の方に「商品が」、さらに「奥には**が・・・」と誘われ、
 手持ちの財布がトラブルになりそうなので、
 速攻、退店しました・・・。この手の商売は困ります。
 野町駅至近の西茶屋街。規模は小さい。 しかし、駐車場、トイレなど完備
   
  ↑兼六園の最古の噴水の前。最新の店頭POPはお似合い?
 →↑野町駅から徒歩約15分。「つば甚」は店頭にメニューが出ていません。(笑)
 金沢の高度な伝統細工や漆を塗った複合工芸が施された見事な器にお料理が・・・。
 料理の内容も流石に凄すぎる。京都の「むしられる店」より、こちらのほうが・・・。
 「つば甚酒」として至近の醸造元、福光屋の「加賀鳶」の山廃がメニューにありました。(値段は内緒)
 
 お疲れ様。ひとっ風呂浴びてって下さいませ。野町駅前の1本裏側にて ※ 最新情報を御確認ください
石川線 能美線2020.06全訂 金名線と旧型車 3700形同僚車の北恵那鉄道  富山地方鉄道-目次
石川線新世代 尾小屋鉄道 福井鉄道 京福電鉄福井支社 サボー!立山砂防軌道
・ビネガーシンドロームの実態
・自分で大量スキャン実行方法 
当店のスキャン業務等   店主の地方鉄道巡り  店主のお散歩・グルメ
  ※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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