フィルムスキャンs(鈴木写真変電所top)
立山砂防軌道酒井DL
 ↑「SKW」を誇らしげに樺平上部を走行する 
  軽便にも色気があった店主、地鉄立山駅脇から「サボー軌道」があると知って、現地泊、軌道モーターカーに便乗させて頂けることに。
  当時の建設省立山砂防工事事務所の方々に厚く御礼申し上げます。
※訪問後、砂防工事の重要性を知った店主でした。
  下部がS55年の夏に再訪問ですが、あまり写真はありません。
 一部順序が混じっています。 $(_ _)$
  【生録mpg】は最下段にあります。全画面が表示されてから再生してください。
立山砂防軌道 千寿ケ原連絡所
 ↑千寿ケ原停車場 5-Tm-251、Tld-752+人車※Tld752は人車用なのか、
2年後にお邪魔した時も人車牽引で活躍していた。
    ※5-Tm-251モーターカーは諸元表だと「5-」が無い。
 ↑鉄道ファンと全く関係ない?ので車両は「建設機械」扱い。
「DB752」とかしてくれると・・・。
    多分「建設資材運搬用軌道」は「鉄道」とするとお上の所管が
関係するのだろうな~。とかエアに考える。
立山砂防軌道 沿線1
 ↑川と言うよりも「岩をゴロゴロ押し流す道」と呼べるような、立山の崩壊土砂で川が埋め尽くされている。その脇の山腹を軌道が走る
立山砂防軌道沿線2
 ↑山腹に線路が張り付いている。
立山砂防軌道 沿線3
 ↑このような線形なので高速走行は危険極まりない。
続行運転が結構あるので、その昔の猛者は競争して
機関車ごと谷に落下した事故もあったそうな。
立山砂防軌道モーターカー
 ↑乗車させて頂いた軌道モーターカー。
車内はエンジンと軌道の音で満たされ、
他の音は消去される状態。いやはや凄かった。
立山砂防軌道橋梁
 ↑スイッチバックして登る線路。
クズ谷橋梁から見事な滝が見えた。
立山砂防軌道 列車交換
 ↑列車交換設備のあるところは「連絡所」と言う名称。ハテどこだったっけ?
立山砂防軌道 砂防工事現場
 ↑立山連峰の土砂崩壊は谷という谷で起こっている。各所に工事現場がある。
立山砂防軌道 樺平スイッチバック
 ↑樺平連絡所から見上げた高低差約200mを連続18段スイッチバックでよじ登る。
 立山砂防軌道 樺平スイッチバック
 ↑連続スイッチバクの頂上付近※この先にもあります。
   
※一般的には18段スイッチバックとよばれていますが、
下記の資料は19段となっています。
(昭和55年現在)だぶん少し先に1カ所あった気がで19段?。
立山砂防軌道 樺平スイッチバック
 ↑さて、樺平連絡所から人車が発車です。約200m下です
立山砂防軌道 樺平スイッチバック
何度もスイッチバックします。
立山砂防軌道 樺平スイッチバック
立山砂防軌道樺平スイッチバック
 ↑もう一息でこの山の頂上に向かいます。 
立山砂防軌道
 ↑Oh!ほぼこの山の段は上りました。しかし撮影場所まで高さが未だあります。
ということは!まだありますスイッチバック。
 ↑スイッチバックの嵐です※昭和54年当時
立山砂防軌道樺平スイッチバックポイント
↑スイッチバックのポイント部。ここは列車交換が出来る構造。
立山砂防軌道樺平スイッチバックポイント
↑ポイントは発条ではなく、全て手作業でダルマ返しを行う。
    なお、立山砂防工事事務所によると「安全と省力化を図るため昭和55年から自動化を進め、昭和61年に全面自動化」されているらしい。
     運転助手によるトングレール開通方向の確認は残っているらしい。それはその通りだと思う。
    しかし、運行動画を見る限り、ポイントが切替わる様子が写っていないし、トングレールが進行反位に見えたまま、でも定位?に進行する。
    その仕組みが判らない。立山砂防事務所には是非、この部分の動画をアップして貰いたいものだ。
↑ちょっと寸法が足りんかった。それでも足らんやンか
立山砂防軌道 人車列車
 グォングオン、ゴロゴロとやってくる。人車の軸バネなんて「気持ちっだけス!」。
だからすんごい振動。 下手にふわふわのバネなんか付けたら、上下左右に周期が合わず
事故の元?。スパルタンの方が線路に馴染むのではと推測。
立山砂防軌道 人車列車
 ↑曲がりくねったカーブだが「軌条塗油器」などの贅沢品は無い。
立山砂防軌道 人車列車
 ↑水谷隧道に進入する人車編成。
立山砂防軌道 貨物列車
 ↑ドラム缶・プロパンガスボンベが横積みになっている。
機械用の重油とプロパンの空荷だろうか。
まもなく来たる冬期に備えて燃料容器も下山
立山砂防軌道 標識
 ↑落ち葉がすごい箇所用の標識
立山砂防軌道 水谷地区遠景
 ↑水谷連絡所(事務所は水谷出張所)が見えてきた
立山砂防軌道 水谷橋
 ↑ 「水谷橋」を渡ると水谷連絡所(撮影側)
立山砂防軌道 水谷事務所
 ↑水谷出張所
立山砂防軌道 水谷車庫
 ↑車両収納小屋。雪対策の扉が付いている。
立山砂防軌道 水谷構内
 ↑水谷連絡所構内
立山砂防軌道 加藤機関車
立山砂防軌道 加藤機関車
 ↑駅名標。ここが駅。バス停みたいに何にもない
立山砂防軌道 加藤機関車台車
 ↑昭和42年製 酒井製。排気管はココカイ!モーターカーも含め
、立山砂防軌道は上に出すタイプではないようだ。※車号は下の一覧でどうぞ
    軸箱の支持は板バネが車軸の真上に。軸箱は左右のボルトで中心出し、
ライナー摩耗調節ボルトも丸見え。軸箱が落ちないように抜け止めも装着して・・・。
    板バネ支持具と左右の軸箱ライナー止めはリベット止めのよう。
ボルトじゃダメなんですか?と、どこかの議員の名台詞?のように聞きたい。
立山砂防軌道人車
↑ 人車。両輪抱の基礎ブレーキ付き。ベンチの下に圧縮空気溜を装備。
機関車と違い、軸箱守は左右のコイルバネで支持。そのシンプルなこと。
立山砂防軌道水谷構内
 ↑機廻しが終了して機関車はエンジン放熱中、車両は休憩?中
    訪問時は冬期に備えて片付け中らしく、閑散としていた。
これが春だったら、工事用の資材荷揚で貨物続行の続行で賑わっていたと。残念二兎は追えず。
立山砂防工事地区遠景
 ↑さて、立山連峰は大地震で「大鳶、小鳶山」自体が崩壊してカルデラのような場所
に大量の土石が堆積し、豪雨の度に下流に甚大な被害をもたらして来た。
立山砂防工事地区遠景
 ↑国直轄で砂防ダムを春~秋にかけて、こつこつと砂防ダムを作り続けている。凄い岩ゴロ状況である。
   ※軌道敷設は下記の沿革で驚いてください。最初の運搬方法に富山県民でないのでオドロキました。
立山砂防軌道白岩インクライン
 ↑↓建設重機を運び上げる白岩インクライン
立山砂防軌道白岩インクライン
↑最初に訪れた1977年の河床状態。
↓3年後1980年訪問時の河床状態。たった3年で激変している。
   平野を守る砂防工事は自然相手・・・。
立山砂防軌道 白岩堰堤
 ↑大規模な砂防ダムとして「白岩堰堤」(通称白岩ダム)が建設された。
立山砂防軌道 白岩堰堤
 ↑一度に岩を落とすわけに行かないので、段々を付けて落とす。
立山砂防軌道 白岩堰堤
 ↑白岩ダム こんな岩がゴロンゴロン落ちるからたまんない。
立山砂防軌道人車台車
 ↑実は荷物があったりすると先に積み込んでおく。好きな席は早々に確保されてしまう。
    現場の方々は「日勤」では仕事にならないので、水谷などの宿舎に「泊込」で作業を行って、
里に下りてくるようだ。「わら縄・ムシロ」で縛られた布団や生活用品と思われる
ミカン箱は訪問時11月だったので、冬期撤収のため、里に下りる方の荷物と推測
立山砂防軌道 水谷人車
 ↑↓そろそろ発車の時刻になります。
立山砂防軌道 加藤DL
 ↑運転台は片方だけなので、千寿ケ原方向はスイッチバックを除いて
ずう~っと後ろを振り向いて運転していく厳しい運転姿勢。
    凄い振動のため厚めの座布団が。店主のような「ポッチャリ」には
狭すぎて胴体も首も廻りづらいので運転には不向き。
 ↑Tld-753牽引の人車。右の標識とホーム 以下の写真はS55.08撮影
 ↑団体臨発で人車が2列車続行で出発準備
 ↑Tld-652の牽引する人貨物一体輸送列車。今ではあり得ない状況だが
途中の工事現場まで等、普通に行われていたようだ。
 ↑千寿5段バックで高度を稼ぐ
 ↑水谷連絡所に連絡所にTld-751牽引の貨車が到着。
 ↑人海戦術で荷物を下ろします。夏とは言え肌寒い状態です。
 ↑貨物休憩中
 ↑車両番号は??。丈夫な木の側受は取り外し式。自車ブレーキは無く機関車に頼る。
 ↑Tld-752 ラジエター?給水中
立山砂防軌道 Tld-752機関車
 ↑Tld-752
立山砂防軌道Tld-752機関車
 ↑左:Tld-752、右:54-10-60 Tldと名称が無く2桁数字6文字の羅列形式。
下表にもなく見た限りピカピカで新車のよう。
          導入会計年度による識別方法に変わったようだ
。←憶測だが最下部の北陸重機のリンクでもそう思えます。
TM-051モーターカー
 ↑TM-051 モーターカー
     前面窓の開き方が上が開く様になっていて、上部にカンヌキ
、下部に蝶番の構造がほほえましい。どっちが1位側?
※本ページに掲載している資料は店主蔵の
「建設省立山砂防工事事務所軌道便覧昭和54年4月」より抜粋転載他。
なお一部消去している部分もあります。
  ・北陸重機工業(株)が砂防用機関車を納入している最近のニュースへリンク2016.07
      乗務員転落防止安全ベルトや下部確認用バックミラー等が昔と違うような。
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■モーターカー 千寿が原しばし後~約16分間お楽しみください。何カ所かスイッチバックあります→こちら
■水谷発 人車  乗務員乗車→エンジンがけ→「オーライ」(聞こえづらい)→発車→29分樺平スイッチバック含む→こちら
じぇじぇじぇ~!
フィルムの危機紹介

・大量スキャンのアドバイス
・店主的フィルムスキャナ比較
ビネガーシンドローム(フィルムが丸くなる)
キャン営業内容他
ブローニーSCAN等

・フィルムデータ保管法
・取り込み解像度比較
スキャナー用フォルダの例
喰ったら体重倍返し
半皿~ッ!グルメ

ウケ狙いで、そろそろ古い?
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旧客峠駅売、山スカなどお勧め
※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所  
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