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CANON IXY620Fは2013.08.22に発売されたコンデジ機
使い勝手の良さで2023.11現在もグルメ写真や取材スナップで活躍中 |
長野電鉄保存車 とっとちゃん広場
CANON IXY620Fにて撮影
2020.10撮影
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訪問の一番の収穫はカワゾーの屋根と車体の接続構造と車内の天井高さでした |
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↑↓手小荷物室付きのモハ130形131→現役時代 荷物室はドアステップが無く、車内床面の高さ。
大正5年5月に開業用車両として汽車製造でデハニ200形201として新製されS4年形式をデハ→モハへ
モハ200形201→S28年モハニ110形111に改番→S42年モハニ130形131に再改番、S55.4.21廃車となった
小布施駅の長電広場に永久保存として処遇されていたが、S24年に2000系保存のために信濃川田駅跡へ移動
S26年10月に安曇野ちひろ公園へ移動、S28年7月から公開されている(製造年~長野電鉄デハ100形wikiより) |
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↑↓鋼板のリベット止めの列と数が汽車より頑丈そうカワゾー |
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↑↓S2年川崎造船で製作されたデハ350形「俗称カワゾー形」354号 →現役時代
S4年車両形式をモハに改称、モハ354となる。さらにS28年モハ600形604となる
晩年603-604は湯田中直通車として活躍した。S55年10月31付で廃車。
S56.6上田交通へ譲渡され、S58.06にクハ270形271(2代目)として再起
1500V昇圧によりS61.09.30日限りで運用終了した。廃車後、長野電鉄に
戻され?さらに当所に保管され、デハニ201と運命を共にしている
(製造年~長野電鉄デハ350形wikiより) |
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↑ステップの状況 |
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↓↓モハ130形のおしゃれ |
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手摺りのRが優雅というか |
↑足かけ板のデザインがシャレ乙 |
車側灯のア~ア・・・。
モノは同一なのでドア自動化の時の製品のようだ |
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↑ガラスが塗り込められている-200 |
↑ ガラスが生きている-600 |
【川崎造船の雨樋の特徴】
間近で見学し、カワゾーの屋根に特徴ある「への字」形雨樋の不思議が判りました |
まづは 【汽車製造 デハニ200のお屋根と車体接続】 |
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↑↓雨水を樋に受けて流す、ごく一般的な作り。
パンタの横の碍子受け構造もそうだったのか~と納得。
既に縦形碍子は流行っていたのに横形碍子サンドイッチのパンタ台が不思議?? |
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↑雨樋は平木とカーブを削出した木を接着 |
↑ここに来てから4回目の塗装(補修)か |
【カワゾーのお屋根と車体の接続】 |
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↑↓なぜ、カワゾーの屋根にへの字雨樋?? |
川造は車体を作ってから、茶飲み椀に蓋をかぶせるような感じで屋根をかぶせている。
屋根の下の終端に樋を作らず、雨水を直接流下させ、必要な部分に「への字」形の雨樋を付けている。と判明。ムムム~っ
屋根板の構造も骨などの上は左右の屋根板を突合し、かぶせの帯板をリベットで左右各打して、への字雨樋はその上に重ねてリベットしている。
単純に重ねる部分は重ねてリベット打ちの構造
ウインドヘッダーに相当する部分も連続して扉上部も綺麗に凸っている。雨水を車体側に持ち込まないように考えた結果なのか
ウインドヘッダーやウインドシルも凸のデザインで、これは工数が掛かっている |
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↑帽子のツバのようにお屋根が車体を覆う |
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↑汽車は平板、カワゾーは凸状。トリビアな違いを今頃発見 |
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↑車体にお屋根をすっぽりかぶせた構造が今になって理解出来ました。
保存ありがとうございます。 |
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↑↓伊予鉄に渡ったカワゾー元西武クハ1154
車体更新で溶接化?リベットが消えているが屋根接続部の形状は維持 |
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【ヘッドライト】
ライトは交換されているかも知れませんが・・・。まぁ、 |
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↑↓200 |
↑↓600 |
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【荷物室と客室区分のドア】 |
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荷物室ドア-開 |
荷物室ドア-閉 |
【 屋 根 の カ ー ブ 】 |
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屋根の中央が↑200は楕円形状 網棚の支持具も円形模様で軽量化。
双方、吊革支持具、室内灯具の違いも・・・。
↓600は屋根裾を持ち上げて中央部分のカーブがユルイ
何となく当時の欧風建築様式の感じがする。網棚支持は上から吊る方式。その分、網棚を低く出来る
吊革は安全のため?撤去されている。 |
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↑↓200 ナイフスイッチ箱はあったなんて・・・。 |
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↑200 カノピースイッチは電流投入遮断時に負荷があると、上方にアークが発生する事がある。んで防火板を設置
↓600 屋根の鉄板カーブがモロだし 結構安作りなのか、鉄板叩き出しの技術力を見せびらかしたかったのか |
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↑こんな数の電鈴指令は覚えられないぞ~。 |
↑後付けと思われる戸締めスイッチ |
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↑600運転台 |
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↑600-川崎車両昭和9年の銘板
何処からたらい回しされた台車?形式?軸受は円筒コロ軸受化されている |
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↑200-汽車製造株式会社東京支店の銘板 形式?
軸受けは蓋を開けて給油する平軸受けのまま
※車体は、ぶれないように4箇所鉄柱で固定されている |
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安曇野ちひろ美術館の隣の「安曇野ちひろ公園トットちゃん広場」に保存されています。
公園自体は無料開放されていますが、何れ、窓の木枠補修や全塗装をしなければならない時期が来そう。
一生懸命保守されているようです。是非、ちひろ美術館に入館されて¥をお使いくださいませ。
ちひろ美術館内でトットちゃん電車箱のクッキーも発売されています。
鉄板が厚い大正~昭和初期の車両なので頑張って貰えるとは思いますが、末永く保管されるようにと思う店主です。
安曇野ちひろ美術館の保存車の記載ページは→こちら |
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↑流行のコキア |
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↑「おはよう」の時間に撮影。案内板がしまわれて、
ドアが閉まって山間の駅で滞泊している通常の電車っぽい感じ。 |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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