・情報が入れば入るほど、皆さんの保管されているフィルムの状態が心配です。
鉄道写真を撮りためた方々は100本以上ではないかと推察されます 。
・フィルムスキャンは延々と時間と日々のかかるものです。
朝から晩まで頑張って何本のフィルムを仕上げられるかと言う状況と思います。 |
フィルムの状況
を見る |
酢酸臭がかすかでもすれば、スキャンより先に、延命のために
例えば、店主お勧めの保存セット等に移し替える事をお勧めします。
化学樹脂のネガケースに保存していて→このようになっていませんか。
何でもないようでも、先手を打っておく事が一番と思います。→こちら |
スキャンするコマ |
全コマ保存を前提。(■前提の※1を受ける)
ネガケースを見つけたら「その束」をまず全コマスキャンしてしまう。
→選んでいる時間は惜しくありませんか。
部屋で本を片付けてバックナンバー読み始めと同じ
→作業を始めてプレビュー(小見出)が出れば、アレもこれもは必須。
だったら全コマ。
→飛ばしたコマを後から欲しくなった。
でも、その時点は何時?何年も経過後・・・で、フィルムは大丈夫?。 |
ファイルの命名 |
スキャンデータを保存すると「ファイル」となります。
スキャンするデータ数が多量なので
一定のルールで保存しないと「エライ」事になります。 |
命名方法
拡張子の役割と
表示方法 |
→→こちらのページを御覧になって下に進んでください 。 |
ファイルの
保存場所
※この操作だけは
体に染みこませ
ませう。 |
パソコンOS(例:ウィンドウズ**)の構造
ソフトの指示通りの場所には絶対に保存しない
OSシステム内の慣れた人間でも探しにくい場所に保存されてしまいます。
以下例として「CONT-01.jpg」ファイルをソフトの初期状態の場所に保存。
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↑↑ソフトが指定してくるのは、この場所のどれかです。
一見「ライブラリ」と日本語で
判りやすそうですが、実際の場所はとんでもない場所です。
下の画像を見てください。 |
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↑↑コンピュータを開き、ローカルディスク(C:)→ユーザーフォルダ→(この先に)
自分のコンピュータ名の場所→マイピクチャ等7段階程度の下層となります。
ちょっと慣れた人は探せるかも知れませんが、
多数のファイルがこんな深い場所に収納されていると
システムがクラッシュしたとき、様々な関連づけされているこのフォルダ
全く影響が無ければ良いのですが。(無いはずですが)
ここに保存するのは極力やめましょう。
システムハードディスクは、アクセスが多く、壊れやすいとされます。
システム復旧時に「消えてしまう可能性も否定できません。」
外付けのハードディスクにフォルダ毎に整理保管します。
※この操作だけは体に染みこませませう。
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関連の各ページへ 2024.06補訂 |
■ビネガー復原アイロンキット本体の紹介→こちら
■ビネガー復原アイロンキットの効能概要
(1) 円弧状からエンピツ状まで、弾力の残ったフィルムの平面化
鉛筆的に丸まったフィルムを救出→鉛筆状に丸まったフィルム
(2) フィルム内で活性化している酢酸の活性度を極限まで低下させ延命
※店主のビネガーフィルムは約10年以上前の処理開始以来、全て変化無く延命中
▲パリパリ系のフィルムSCAN??
フィルムのビネガー最終形の寸前→ラストチャンスに賭ける
ビネガー最終形の固化フィルム →最強・最極悪のフィルム
(3) 一気にビネガーフィルムを処理
大判ビネガー復原アイロンキットで、一旦加熱、酢酸を蒸散?活性度を極低下させる。
長期間保存※後に再度、ビネガー復原アイロンキットで再加熱してSCANすればOK!
※湿度管理と定期換気が条件 |
■ビネガーアイロン・SCAN時の必要品
(1) 保存用の収納スリーブ
グラシン紙スリーブしか無いと考えています→グラシンスリーブ
(2) ベンジン
衣類しみ抜き用等、薬局で購入可能
(3) クリーニングペーパー
ベンジンを含ませて、清拭時に糸屑の出ない極細化学繊維のペーパー
が最適です。
(4) エアコンプレッサー
スキャン時のゴミ飛ばしに模型用の小型コンプレッサーをお勧めします。
コンプレッサーの例:エアテックス APC001R2(ヨドバシカメラにリンク) 等の低騒音型
模型用?と本職用?は口径が違い、互換用の接続器具に合ったものをお探しください。
購入時に口径と接続部分は充分に御注意下さい。
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■スキャン方法
SCAN解像度について→メーカー解説はその場限りの解像度
(1) エプソン GT-X980/970 →概略的に →実践的に →設定方法のキモ
(2) アイロン後に湾曲残るフィルムはガラス挟みスキャンで→ガラス挟みSCAN
(3) 高画素のデジタルカメラでSCAN →NikonES-2
(4) RAWのネガ反転ソフト→RAW反転ソフト
■データ保存は→こちら
■SCANデーターの命名規則等→こちら
■USB接続機器の取り外し方→こちら
■ハードディスクの収納装置→こちら
■パソコンを自作する→こちら |
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