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水洗をやってはいけません |
2011.11.23付掲載ページを2020.04.08全面改定しました。
ビネガー復原アイロンキット発売前の修復試行錯誤の状況です。
文章はほぼ旧のままですが、補訂だらけになりました。 |
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↑↑最終的に水洗というウマシカな実験で「フィルム人柱」を出してもうた。 |
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「ビネガーねっとりフィルム」が、加熱した結果結晶になって画面を覆い尽くしている状況。
スキャン光源の邪魔になっているものと推定し・・・。水洗に踏み切る←アホウ
この時点でベンジンで清拭を知っていたら、このネガ達助かっていたのに・・・。
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↑↑で、水洗。せっかちな店主は速攻、乾燥させようと、
ちょっと長めに秒単位加熱を・・・。襲う悲劇。
※加熱はビネガー復原アイロンキットではありません。
フィルムはぐにゃぐにゃになりました。
結晶が溶けたのかどうか?の結果は見たいので、↑↑緑丸のコマ強制スキャン |
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↑↑
結晶は消えている。酢酸**の結晶分子が水溶性らしく、溶解して除去されている。
そんなことより縮みまくって「オシャカじゃね~か」。それどころではない。
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関連ページ全体の関連事項 (再掲) |
■ビネガー復原アイロンキットの効能概要
(1) 円弧状からエンピツ状まで、弾力の残ったフィルムの平面化
鉛筆的に丸まったフィルムを救出→鉛筆状に丸まったフィルム
(2) フィルム内で活性化している酢酸の活性度を極限まで低下させ延命
※店主のビネガーフィルムは約10年前の処理開始以来、全て変化無く延命中
▲パリパリ系のフィルムSCAN??
フィルムのビネガー最終形の寸前→ラストチャンスに賭ける
ビネガー最終形の固化フィルム →最強・最極悪のフィルム
(3) 一気にビネガーフィルムを処理
ガラス挟みスキャンにお勧め
大判ビネガー復原アイロンキットで、一旦加熱、酢酸を蒸散?活性度を極低下させる。
長期間保存※後に再度、ビネガー復原アイロンキットで再加熱してSCANすればOK!
※湿度管理と定期換気が条件 |
■ビネガーアイロン時の必要品
(1) 保存用の収納スリーブ
グラシン紙スリーブしか無いと考えています→グラシンスリーブ
(2) ベンジン
衣類しみ抜き用等、薬局で購入可能
(3) クリーニングペーパー
ベンジンを含ませて、清拭時に糸屑の出ない極細化学繊維のペーパー
が最適です。
※HCLデジタルクリーニングペーパーは製造元の三菱製紙が生産終了
代替品として2品見つけました。他にもいろいろ製品があるようです
■ レンズクリーニングペーパーNikonシルボン紙セット
レンズクリーニング液やアルコール系。ベンジン??(店主未使用)
■ クラフレックス ハイエックス
印刷輪転機等清拭用 (HE-503M)購入ロットが大きいです(店主使用済)
(4) エアコンプレッサー
スキャン時のゴミ飛ばしに模型用の小型コンプレッサーをお勧めします。
コンプレッサーの例:エアテックス AIRTEX APC-001R2等の低騒音型
模型用?と本職用?は口径が違い、互換用の接続器具に合ったものをお探しください。
購入時に口径と接続部分は充分に御注意下さい。
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■スキャン方法
(1) エプソン GT-X980/970 →概略的に →実践的に
(2) アイロン後に湾曲残るフィルムはガラス挟みスキャンで→ガラス挟みSCAN
(3) 高画素のデジタルカメラでSCAN →NikonES-2
(4) RAWのネガ反転ソフト→RAW反転ソフト
■データ保存は→こちら
■USB接続機器の取り外し方→こちら
■SCANデーターの命名規則等→こちら
■其の他もろもろ→こちら
■絶対禁止
ビネガーシンドローム罹患フィルムの水洗→こちらと最新水洗方法(上記ラストチャンス・・・ページ)
乾燥後、グニャグニャになって、加熱をしても平面化すること無く、ゴミ箱しかありません。 |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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