フィルムスキャン&プリントのS、 鈴木写真変電所 
SILKYPIX Developer Studio Pro5で変退色補正に挑戦
2016.02現在Pro7が発売されています。
RAW現像のほかTIFF、JPGファイルもほぼこれ1本で切り抜き、
ごみ取り、文字入れなども進化してプリントやデータ切り出しまでOkと感じています。

特にNikonのデジイチと現像ソフトCaptureNX-Dと連携してデジタルデータを加工したい方は操作性も含めお勧めです。
スキャンデータの変退色補正が容易なソフト
  
SILKYPIX Developer Studio Pro5はSILKYPIX RAW Bridge機能により、TIFF(ティフ)ファイル、JPEGファイル
  もRAWデーターに近い形に一旦変換。
  奥深い色調の調整を可能とした調整操作がしやすい国産ソフトです。
  
古いフィルムをスキャンして一番困るのが変退色による色調の変化です。
  市場に変退色を自動で完全に元の色調に回復出来るコンシューマ用のソフトはありません。

  
SILKYPIX Developer Studio Pro5で変退色の色調を出来るだけ戻すチャレンジをしました。
  
現像、色調補正、スポッティング、切抜(角度調整)解像度変更など、プリントまでの必要な作業が可能
   なお、(株)市川ソフトラボラトリー SLKYPIXページ(外部リンク
)に無料体験版が用意されています。
  
以下、(店主流)初めて扱うことを前提に大筋をご紹介いたします。
 【重要】モニターキャリブレーションについて
  モニター(ディスプレイ)が正しい色調を描画出来る状況で色調調整することが前提です。
  ところがモニターの大半はメーカーの「これぐらいの色調」で出荷されます。
  必ずモニターキャリブレーションを行ってから色調調整を行いましょう。
  詳しくは「モニターキャリブレーション」のページでご確認ください→こちら    
最新版で動作させよう! 以下Pro7も同様です。
 
  SILKYPIX Developer Studio Pro5(以下SLKY-P5と略)の起動画面↓↓
   結構こまめにバージョンアップをしています。  
   ※インターネットに接続した環境で起動すると、バージョンアップ版があると
   「最新版ダウンロードページへ」が表示がされます。
↓最新のバージョンになっている場合の画面
  ※バージョンアップ後にネット接続していない場合はこのまま。
↓バージョンアップがある場合の画面。
   リンク先の指示に従ってダウンロードを行い更新します。
項目の設定や変更
  
下記のツールバーの「オプション(O)」には各種設定の項目があります。
  特に

  ・現像結果保存設定
  
※2013..03.18付 「JPEG・TIFFに記録する付帯情報」の解像度数値と説明を変更しました。
  ・表示設定
  ・機能設定

  
3項目は重要なので一応、目を通します。通常、自分の使う設定があれば直しておきます。
  使い込みながら、これらの設定を「自分スタイル」にすれば能率があがります。


 【現像結果設定保存】

 
一般的な用語で「保存」(上書、別名)
 をSLKY-P5は 「現像」と呼びます。
 
現像結果保存
 
 ここではファイルの
  ・保存形式
  ・保存場所
  ・解像度等
 を確認しておきます。

※「JPEG・TIFFに記録する付帯情報」
 
 入力する「解像度」の数値
 ●プリント用保存数値
  解像度の数値を入れて別名保存
  EPSONプリンター:360dpi
  CANONプリンター:300dpi
  を推奨します。
 ●ネット用保存数値
   72dpi(マック互換数値)

<解像度数値の解釈>
・スキャナー
 フィルムや原稿の大きさに対して1インチあたり、読込むピクセル数が多いほど細密になりますが、
 決めた読み込み範囲が細密なるほど、ピクセル個々の情報量が増加するのでファイルが大きくなります。
 
・JPEG・TIFFに記録する付帯情報欄の解像度
 ピクセル数が決まっているのでファイルの容量は変わりません。
 解像度の数値(出力時の縦横の長さ)でピクセル自体の大きさが伸縮します。
※重要な注意
 基本的に元データーを保護する構造です。 

 上書き現像保存
は原則できませんが注意をしてください。
 
場合によって原版が消失します。
 
必ず別名保存をしてください。
 
元のファイル名に数字や文字を1字プラスするだけ
 でも別名の保存
です。
   
 ※現像結果保存フォルダの初期値
   外付けハードディスクを指定します。
   無い場合は一時的な保存として、早急に外付環境
   を整えましょう。
   (注意)
   外付は絶対安全ではありません。出来れば2重系で
 【表示設定】
 ディスプレイ表示を設定します。
 特にいじる必要は無いと思いますが、赤線部分は判りにくいときに変更しましょう。
 
  【機能設定】
 処理の詳細な設定します。
 特に変更する必要はありませんが、
 Windows7以降で64bitOS、メモリが8GB以上あれば、
 キャッシュの設定を「最大」にすると、概ね、レスポンスが向上します。
 
フォルダを開く・ ファイルを開く

・ ファイルを開くときは、多数のファイルを一度に表示できる
 「サムネイル表示」にします。左側丸囲みのアイコン。

・フォルダで開くアイコン
 フォルダがツリー状になって表示されます。
 その状態でマウスを画像表示方向に移動すると

 フォルダツリーは消えて
作業体制に入るように
 
「メインコントロール」が表示されます。
 再度表示するには、「フォルダを開く」アイコンをクリックします。
変退色処理をやってみましょう。
 ハーフ判で黄色系に変退色しているコマです。
 調整は
車両の色調以外は無視しました。
 
※注意:フィルムの変退色は部分的だけなど範囲が千差万別ですので、その点はご了承ください

その前に・・・。【編集履歴の表示】  


 処理を戻したり比較する場合に使用。
 「編集履歴」を表示させておくことをお勧めします。

 ・編集作業の過程を記録します。
 ・全ての課程に戻ることが可能です。
 ・[+] の中は同じ処理を連続した場合、
  まとめて収納されます。クリックで開きます。
 ・戻った箇所から新しい処理をすると
  戻った部分の履歴は消え、新処理を記録します。 
 

その前に・・・。ネガの状態を概観する(露出)
 
↑露出補正スライダーをプラス、マイナスに
  大きく振ってみます。

 ・黄色の濃度が一様では無いことが判ります。 
  2コマ同時処理は避けたい・・・。

 ・コマを切り出し(トリミング)してチャレンジ
 
 ↓切り出したコマ
その前に・・・。切り出し(トリミング)の方法 
↑切り出し(トリミング)
  プルダウンメニュー(トリミング領域設定)又はアイコン(ハサミマーク)クリックすると
  画面に格子が現れます。必要な範囲が確定したら再度ハサミをクリックすると下図↓のようになります。
 いよいよ変退色の調整にチャレンジです。次ページにて→こちら
 サイトトップへ  このページトップへ
※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
Copyright(C)2010.04 フィルムスキャン&プリントのS All rights Reserv
ed