9000EDとGT-X970 ポジの退色処理有無によるシャープ画像の変化
2019.03記 本ページ掲載機は全て終売です。フラッドヘッドフィルム用はEPSON GT-X980のみ推奨です
・Canon9000Fは【→こちらの結果】から本項目から除外
・GT-X970は退色処理の有無も必要なので掲載
・本項の画像はスキャンの色調などを考察する効果的なコマとして、お客様の御協力を得てスキャンしたものです。
転載・複写は禁止です。
■各方法で全面スキャンしたコマをトリミングしているだけです。個々の再スキャンは行っていません
|
|
|
◆GT-X970
シャープ処理をOFFにしてデフォルトスキャン
・退色処理-ON スキャン
退色処理とゴミ取りDigital-ICE-ON
・退色処理-OFF スキャン
ゴミ取りDigital-ICE-ON
◆9000ED
退色処理(Digital-ROC)と、ごみとり(Digital-ICE)を
ONのデフォルトスキャン
◆画像についてお客様からのコメント
18 201と言う機関車です。戦後、東ドイツで改造されたものです。61型 タンク機関車(軸配置2C2)がベースで、動輪直径は、01よりも大きい2,300mmです。61型は、160km/h運転をしていました。ドイツの罐の実力は、恐るべしです。 |
トリミングその1 |
|
|
|
トリミングその2
■ 注目点
動輪スポークと白帯です。
退色処理ONの画像はデフォルトで暗いので、9000EDのデフォルト程度にレベル調整したものもアップしています。
非常に乱暴な言い方ですが、スキャン時にプレビュー回数を重ねなくても、デフォルトスキャンでもこの程度は
ソフトで修正が可能です。 |
|
|
|
|
|
トリミングその3
■ 注目点
・白帯の剥げ方の強弱、退色処理の有無による、白の本来域からのはみ出し状況
・退色処理なしの場合はスキャンの筋、退色処理有りはベタに融合(退色ソフト処理によるものと推測)。
退色処理なしの画像をレベル調整したのを掲載しました。処理レベルによってにじみが出てきます。 |
|
|
|
|
|
トリミングその4 |
|
|
|
■この注目点
GT-X970
トリミングその2、3、はスキャンデータから
ダイレクトにトリミングのみでした。
その4では、通常、仕上げに使用するシャープ処理
をかけた状況での画像です。
※かけたスマートシャープの数値は(200-1.0)
退色処理-ONは白帯の境界でブロックノイズ化
退処理-OFFはストレートにスキャンラインによる
と思われるノイズ発生。
白黒の例は→こちら |
画像2 デティールの感じを御覧ください。 |
|
|
|
|