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若松市営貨物線、若戸渡船 と折尾のかしわ飯
2023.10.18 一部補訂 |
↓若松市営 貨物軌道線
店主、幼き頃、高塔山で開催された自衛隊車輌展?に連れて行かれた
若戸渡船から降りて町中を「1067mmの狭いレールが延びている」
1435mmの北九州線のレールばかりに馴染んでいた店主驚く。何と貨物線だった
※店主は貨物線の写真を持っていませんので、各年代別の地図と空中写真でご容赦を |
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↓上の写真拡大道路を2列車が若松駅に向かって走行中
この時点では道路上の列車の長さの規制は無かったようだ??
↓こんなに盛業では沿線商店主や住民から振動や騒音の苦情が出るのは仕方ないような・・・。 |
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↓ 地図による線路変遷 |
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↑昭和23年発行 路線は右側のみ |
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↑S35発行
最盛期の路線の思われる。路線は新規埋め立て地にも延伸 |
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↑昭和47年発行
斜陽の一途で廃止目前だが、線路は詳しく?なった |
なお、本市営軌道について「北九州工業高等専門学校 研究報告 第51号 2018.1月発行」に加島 篤 教授の「若松市営電気軌道による貨物輸送の記録」が掲載されております。
設立から発展、衰退、廃止までの経過や利用企業、沿線の状況などを膨大な資料と聞き取り調査などにより詳細に調査研究されておられ、集大成的な大変貴重な研究資料です。
今般、同校並びに加島教授よりリンクの許可2020.07.08付を頂きました。
加島 篤 教授、北九州工業高等専門学校に御礼申し上げます。 |
→こちらのリンクからご覧ください |
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以下 2011年作成ページ |
若 戸 渡 船 |
若松市と戸畑市を結ぶ重要な渡船。若松市は若松から折尾の間は対岸が八幡製鉄。渡船が無い。
北九州市になって。若戸大橋が出来たとき、利用者は歩いたりバスで橋を渡るので、
渡船は無くなるといった見方が多くあった。
しかし、歩いて橋を渡るにはエレベーターで上まで行って、それからが大変。風雨のある日は無理。
結果、渡船は継続運行となった。
その後、若戸大橋の歩道は車線拡幅のために無くなってしまった。通行人がある訳がない。まぁ当たり前じゃ。
しかし、バスの運行経路やマイカーのお蔭で、渡船の利用者は毎年減少し、渡船の運行回数や、減船、小型化、
委託職員化など限界に近い減量で運行している。
所要時分は真上に深紅の若戸大橋を見上げながらの3分30秒程度の短い行程だが、
全盛期の渡船を知るだけに寂しい限り。
【ちょっと西鉄電車(戸畑)に脱線】
戸畑側の渡船乗り場の真ん前に西鉄北九州線「戸畑」駅があって、
そこから大門小倉方面の専用軌道で超高速ぶっ飛び。幸町経由中央町(八幡区の繁華街)方面へも頻発。
八幡製鉄の千葉君津に主力工場移転、炭坑閉山政策のダブルパンチで北九州市の没落が始まる。
北九州線は表向き乗客の減少を理由に、職員の退職時期を見極めながら、補充せず車両も更新のみ。
運転ヘッドを広げて、区間と退職要員を調整し、部分廃止を繰り返して、全面バス化されてしまった。
次は筑鉄と思う店主
沿線は商業施設とともに高齢化が進んでいる。お決まりの大規模商業施設へ移行。そこへの線路は無い。
既に乗客減を理由にヘッドが間引かれ始めている。。ヘッドを間引けば更に乗客が減少することは自明。
車両もこのままであれば、同じ手法で・・・・。
■2014.10付記
沿線市町村が補助金活用で車両の更新などの支援策を展開していくとの報道。
筑鉄活用で地域のリノベーションを頑張ってください。
■2015.03付記
低床車の導入がはじまり、ニモカの利用開始などの更新に沿線自治体の支援も開始されたようで、大切な社会インフラをこの先、大事に活用していただきたいと思う店主です。 |
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↑写真の右側後方に若戸大橋、乗降口の後ろに見えるのが若松側。この間を行ったり来たりする。 |
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↑戸畑側渡船場 |
↑若松側渡船場 |
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↑若松側渡船場 |
↑快航?する「くき丸」。「企救」を読めない人はそういない |
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若松発渡船は橋の下を通過する。
4車線化の補強後だが昭和37年に完成した北九州のシンボル |
全てリベット止めの工事。事前に穴を開けて、よく合致するモノだ
主橋脚なので、塔頂まで四面凄い数のリベットがあることになる。 |
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■くき丸の録音
若松→戸畑の約3分
※全ての画像が表示されてから
クリックしてください。
→こちら |
↑くき丸のちょっと航行風景。本当に小型になってしまいました。 戸畑発は折尾側に回りながら。若松に逆は橋の下を回る。 |
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↑写真出てきました。1981年撮影の「わかと丸」です。 |
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↑渡船若松側のすぐ近くにあった食堂。何故かご幼少の頃から何回かご利用。
区画整理できれいさっぱり。どこかへ移転?そういえば小倉井筒屋前の「藪そば」も無くなっていた。
蕎麦の薬味の小ネギが極く細いネギ。「なんじゃこりゃ」ぶっ飛んだ小学生時代。
今は当たり前の「博多ネギ」。当時、関東には無かった。 |
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↑JR若松駅から少し歩くと、洞海湾に沿って遊歩道が出来ています。
レトロな建物もいくつか。小屋は石炭積み出し人夫の歴史展示。
レトロ若松は他に特筆すべきネタを見つけてないので以上です。 |
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西鉄バス王国の中で、若松市営からの生き延びている「北九州市営バス」をたまたまGET。
バス好きな方はご存じの対西鉄カード。 |
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ソウルフード折尾東筑軒かしわめし他 |
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↑帰宅時必携土産、折尾東筑軒かしわめし。
是非とも、やわな卵や海苔を排除した全面かしわのかしわ飯「Pro」(笑)の発売希望。
700円ぐらいでね!買った!!いつも土産に大量購入や |
また脱線。私の時代の<北九州市歌は何処へ行った!>
若戸大橋が完成した翌年に5市が合併北九州市になった。記念定規やウチワなどをもらった記憶がある。
店主は合併記念で作られた北九州市歌を到津小学校の音楽の時間に強制的に学習させられた。
すり込まれて約50年。「北九州市歌」のはじめと終わりをを未だに歌えるのが自慢。いわゆるソウルミュージックやな。
しかし~ぃ、北九州市のサイトで確認しようと思ったら、なんと全く違った聞き覚えのない歌が「北九州市歌」として登場している。
店主の知っている歌詞は
「朝だ、朝~だ~よ。朝陽がのぼ~る・・・」「百万~市民の朝が来る~ぅ」といういかにも、合併していざこれからという歌。
どこへ行ったこの歌!!
北九州市は市歌の歴史をしっかりつかんで、この歌の全貌を公表してくだされ! |
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↑平日のお昼は満員御礼。戸畑の「八福」
戸畑チャンポンもラーメンもガラ白濁さっぱり系で美味。
この日は日曜日でお休み。
※2017.閉店されたようです。
←北九州に行くと若戸回遊をする店主が、いつもニヤル光景。
たまには、時代を感じさせる並び看板で
肉食系になってもらわんとイカン!!なんちゃって。
※当サイトは女人禁制
にせなあかんかな(笑)
後方の銀色のカーブ屋根は戸畑駅北口の地下道 。
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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