RAWネガカラーをSLKYPIX10で現像する
その2(激ヤバ変退色ネガ編)
2020.08.27 最下段にGT-X980を追加
※店主が勝手に掲載しているだけで、(株)市川ソフト社とは何の関係もございません
↑ Nikon D850でガラス板挟みでスキャンした画像
ありゃりゃ、ネガが変退色して、まっ赤っ赤~になっています
※右側上「リボン」が「調整」になっていることを確認
<店主流で挑戦>
久々にお客様からカラーネガのSCANを依頼されました。
早速、ガラス挟みにして D850撮影(スキャン)します。
RAWデーターを見ると、上記のようにSCAN結果はマ赤ッカ~。
変退色の極みに近づいて一部コマでは粒子の溶融も見かけられる状況です。
さて
こんなに変退色してしまうと、SLKYPIX10の取説使用法だけでは解決しないため、
店主が勝手にツールを試行錯誤した結果、結構、
自分の思い出の色を近似色まで
調整、現像(出力)が可能となったのでは?と思います。
マの中央に行くほど濃い黄色系の変色になるのが、
樹脂ケース保管カラーネガの特徴です
車両の大体の色出しを中心に、
車両以外の色は捨てる???ザルを得ません
車両中心の思い出「このへんの色」ならと言う程度の現像結果ですが、簡便に調整可能が「味噌」
色かぶりの補正不足に物足りない部分が歯がゆいところ(店主の腕がない)
ですが、現像後、
他のソフトで色かぶり補正をやってみても、OKとか、やっぱ不可とかです・・・。

今回、SLKYPIX10で【このあたりまで可能】というところを公開いたします。
御協力頂きましたお客様に厚く御礼を申し上げます。
画像は複写転載禁止ですが、万一を考えて黄色の斜線を入れています。ご了承ください
SLKYPIX10の上部に表示されるメインツール
(1) セレクトと調整(上部右端)
(2) 調整タブで使用する各種ツール
 ツール指示の処理中 画面右下端にのこのマークが出ます。消えてから次の指示を!! 
 デフォルト設定のRAW現像の場合、SLKYPIX10はRAWファイルを
    画面上、どんなにいじっても原本が変化することはありません

    いじった(調整)履歴は各段階のパラメーター履歴に残ってます。
     履歴を「戻る」・「進む」で希望のパラメーターを適用した現像した結果が、
  書き出しを指定したフォルダに
 JPGやTIFFファイルで別途出力されます。
 ※【現像】→1コマ現像は下部の「設定」、「マニュアル設定」で

  「バッチ現像」(一括現像)は右窓で希望の項目を指示します。
         
出力先フォルダの確認をして下さい
 (1) ネガ反転ツールを一番暗い場所で採色する(連結器の下など)
画面が黄緑色になれば先に進めます。いろいろな場所で試してください
→経験上、空の色や全体が赤茶色とか他の色はうまくいきません。

微妙に色味が変わりますが、(1)~(3)の繰り返しで決めましょう
(2)露出補正ツールで明るい場所を採色(空の部分など) 
チョット明るくしておきます。不要の場合はこの工程を飛ばします
※中央部分が濃く変色しているのがお解り頂けると思います。→ネガ黄変の関連ページ
 (3) グレーバランスツールで採色します
いろいろなグレーっぽい場所で試します
出た色がダメなら「戻る」矢印をクリックして場所探しを繰り返します・・・。
↓使用ツールの順番と採色場所です
↓ グレーの採色場所がいろいろある画像
グレー採色場所がいろいろありますが、「3」の場所で落ち着きました
※「1」~「3」は採色ツールの適用順番
 ↑上の画像のRAW-SCAN時(左)と処理後(右)のカラーチャンネルの拡大状況
 雨で露出が暗い状態の画像
 ↑どのネガも中央部分が濃いイエローに変色していますので、電車中心の色目を探します
↑露出補正ツールで全体を明るくして、空の色を採色した状態。さらに特急マークの赤を出したいが・・・。
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蒸気列車の色彩をとるか?背景の色彩再現に重点をとるか?←当然列車と思いますが
 ↑画像の周辺と中央とは変退色して、色彩が大きく違っています
一見わかりませんね・・・。
ネガ反転ツールで台車部分などの最暗部を採色
んで、
全体が黄緑色っぽくなったら第一段階クリア!
黄緑色っぽくない場合は、一旦「戻るアイコン」で

別の真っ黒黒助そうな場所で「黄緑色系」になるまで採色してみてください
 
 露出補正ツールで明るくします
気になる場合はいろいろな場所で採色やってみてください。
余りに暗い場合は、露出補正ツールが使用出来ません。
その場合は「トーンカーブ」で強行?します
戻るアイコン(履歴で戻しても可)で簡単に戻れます
※現状ではツール適用時、露出の+-を選べません
グレーバランスツール採色場所の例
ウムム・・・。赤っぽい   画面中央の貨車背後の電柱を拡大して採色  
 ↑小屋の屋根で採色 橋脚のコンクリで採色
雲の白の採色でどないでしょうか~
蒸気機関車に色を調整すると周辺の色は変退色で紫色になります 
グレーツール 2回重ね採色なんていうのも・・。
と言う訳で、気に入る色になるまで死ぬほどいろいろと試せます
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※長閑で素敵な情景です。
何処の蒸気機関車でしょうか~?この蒸気機関車を撮影したかった店主です

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と言うわけで今回は無理栗でツールを使い倒して【簡便にRAW現像を試みる】結果でした。 
その1は→こちらです※右側の中央のアイコン表示解説してます
vs GT-X980  検証2020.08.27(上記掲載の約20日後)
※上記の記事だけだと、GT-X980お持ちの方の溜飲が・・・。と思い、検証しました。
ビネガー復原アイロンをかけて平面化した上記のネガをそのままSCANしています。
 ↑↓黄色線部分の解像力比較
左:GT-X980(退色補正ON,シャープ処理OFF) 右:D850+SLKYPIX10ネガ現像(店主独自の上記方法)変退色除去困難
上記の拡大
 ↑GT-X980 フィルム感光材の「浮き剥がれ」がそのまま出てしまった。周辺の退色処理優秀、ゴミが綺麗に消されている
浮き剥がれは、ビネガー復原アイロンが原因ではありません。約8~9年前作成のアイロン未使用のページです
↓D850 ガラス挟みSCANだが不思議と「浮き剥がれ」が見えない。周辺変退色に対応出来ず。ゴミはそのままSCAN
D850「浮き」が出てない?理由は不明。RAW現像の採色場所は上記と変更しています
結果として
変退色したネガの処理は、2020.08現在
(1) SCAN解像度設定(GT-X980)、撮像素子による(D850)の解像力の違い
(2) 退色補正処理の周辺処理の優秀さ

(3) 古いネガにつきもののゴミ取り機能 DEGITALE ICEで自動除去 
で、GT-X980の圧勝かと・・・。
<GT-X980今回の設定>
4800dpi
アンシャープマスクレ点 
褪色復元レ点
DEGITALE ICEにレ点
でスキャンしています
さて、
RAWでSCAN(撮影)
しておくと
RAWのデーターはフィルムのデータ情報がそのままで保管されます。
現像ソフトのVer.up等の度に繰返し、再現像が可能と考えます。

GT-X980 SCANは
SCAN時に読み取るデーターを設定した「命令」に従って処理して
結果をTIFFまたはJPGで出力して終了のため、生データーはありません。
そのため、再度の現像は出来ません。
 じゃぁ、どっちが良いのか?
■現状の退色処理出力ではGT-X980 SCAN
■将来にさらに退色処理に優秀なソフトの出現を期待して処理する
 RAWのSCANデータと言う処でしょうか
←ソフトは出現するのか?どうか?
 その間にフィルムはバンバンいかれていきますから、再SCANは不可?生データRAWの強み
 GT-X980がSCANデーターを同時にRAW保存し、現像ソフトが対応すれば2度面白いかもです
じぇじぇじぇ~!
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