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日 立 電 鉄(営団銀座線車両時代)
電鉄廃止1年前
2023.04.27 画像を全面リニューアル1.01 |
国土交通省から地方私鉄に対して、冷房化にとどまらず、京福福井の暴走事故に端を発する
該当車両の制動改善策の完了まで、単行運転禁止→連結運転、山陽新幹線トンネルの内部崩落の点検補強等の何時どうなるか「ありえへん世界」に対して、剥離有無の確認→補修のための多額の事業資金投入を必要とする行政を画策。
ありていに言えば「やめどき」指導が入った結果、事業改善の見込みが見いだせない事業者は
かなり強引に廃止に走った。
日立電鉄は、現場の上層部にきちんとした思考回路の方が、代々か長年か在籍していたようで
長期計画でこつこつと鉄路を維持していた事が判る、素晴らしい会社だった。
線路や電路は整備されている区間が多く、LED灯に変更した信号機もあった。
短期で車両の冷房化、残る一部区間の道床更新、長期で大橋橋梁等の懸案で一息と思われていたのではないか。
よもや、廃止理由に山陽新幹線の隧道コンクリ落下で世間が騒いでいる御時世に、これだとばかりにお金がかかる隧道改修費用が早急に必要と上乗せされ、「この費用はありません」と、つらかったのではないかと忖度する。
確かに利用者は「少ない」ので「数と収入」から見れば経営は厳しい。自治体もお金がないのでドライ。
店主には、此処までやっていてどうして??もう少し「活性化策」は?と、割り切れない廃止の仕方だった。
<2016.11.14>
判明する車両については番号記入しました。 cMc 、Mc 、Tcは便宜、店主の付したものです。
本項(その1)、(その2)の車両番号を記入するに当たって「日立電鉄ファン」様ページを参考にさせて頂きました厚く御礼申し上げます。 |
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↑↓トンネルひょっこりはんを捉えるのに
6×7のフィルムを巻き上げるのは必死の作業・・・。
それがデジタル時代はそれがなんだって?? |
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↑↓来る車両、追う車両にピントも即座に合わせられず |
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↑常磐線をアンダークロスする
このトンネルの補修工事の費用が出ない
とのことで廃止のトリガーが引かれた |
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↑手前:cMc3022、奥:cMc3024 |
単行車両は京福衝突ブレーキ棒折損正面衝突事故により、車体シリンダーによる制動車の「単行運転禁止」のお触れが出て、閑散時の単行運用ができず3023+3025のみ運用車両不足で旧塗装でお化粧直し編成を組んで使用された。
↑廃止前の極端な経費削減で前面の塗装のみ。地方私鉄で、このような塗装例は初めて見て店主はびっくりしたが、それだけ窮極状態と理解した。
会社側としては増結するような乗客も居ないし、不要だからと言って解体費用も惜しい苦しい状況だったのだろう |
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↑cMc3025(後)+cMc3023 |
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↑Tc2216(後)+Mc 2007 |
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↑Mc 2006(後)+Tc2215 |
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↑Mc 2006(後)+Tc2215
貫通幌座を撤去したのか修繕の再塗装が生々しい |
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↑cMc 3025(後)+cMc 3023
廃線前の大盤振る舞い?で吊り掛け時代の旧塗装が復活した |
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↑Mc 2004(後)+Tc2213 |
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↑道床砂利を入れ替えて整備したが、路盤沈下。
望遠なので大きく見えるが、実際は走行速度が低く
にこのくらいの凸凹はOK |
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↑cMc3025(後)+cMc3023 |
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↑Mc2006(後)+Tc2215 |
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↑↓大橋橋梁はガーターを簡単に止めた構造
橋脚の施工精度か沈下か?も見られる
東北大震災の時に現存していたらどうなったのか |
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↑↓近くに久慈車庫があったのだが、
近寄りもせずカットも無い疲れ切っていたのか |
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↑↓久慈に行くために常磐線をくぐって今度は越えて・・・。 |
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↑桜川
結構な乗客がいた |
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↑水木駅 |
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↑↓鮎川駅
既に吊り掛け車が多数いた側線は撤去されていた |
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日立電鉄線の廃止については、
廃止前後の詳細な発表をされているサイト「日立電鉄線ファン」をお勧めいたします。 |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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