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三岐鉄道 三岐線 車両撮影 2025.05
2025.05.29 up
2025.06.11 Ver1.03 電機DATA |
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元西武401系、701系と新顔JR東海211系 |
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↑遂に置き換え車両元JR東海211系が稼働を始めた |
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↑全車入れ替わったらJR海の支線・・・ |
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101系
元西武401系(2代目) |
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↑モハ101-モハ102F三岐鉄道旧塗色復刻
元西武401系2代目(元形式411系から改番)
製造当初から乗務員室の手摺りは車体外側に取り付けられていた
乗客への接触防止から以降の新製車は車体をくぼませてツライチとなった
※鉄道省(苦笑)の通知による全国的なモノらしい
※店主は三岐で活躍する元西武の401系、801系(851系)の車体が
大好き過ぎています。その点ご容赦の程お願い致します |
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↑西武451系からの凜々しいお顔
手摺りの配置も素晴らしい
何故か前面腰巻き鉄板の段差が所々パテ埋めになっている
長年の風雨で腐食してきたためか?? |
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↑戸袋窓付きの素晴らしい窓配置である
現在JR東の新車は窓ガラスも真っ平らで元祖??
右の邪魔を撮影時に気がつかない呆老人 |
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↑元西武の車両を長年に亘って購入してきた三岐鉄道も
現有車両で西武由来の車両にピリオドが打たれる。
供給元の会社も廃車車両を購入のご時世 |
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↑↓ほぼDT21のコイルバネ車両も終焉 |
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↑ツーパンタの凜々しいクモハ大好きや~ |
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↑麦が実ってまっせ~ |
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801系・851系
元西武701系 |
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↑元西武701系は登場当時はTcはTR11A形イコライザー台車だったが
その後、冷房改造前後にFS072台車に変更された。
三岐入りしてM車はDT21と同型のFS342台車を履いていたが
FS072の電動車用FS372に変更された車両もある
※まぁ複雑だわぁ~調べる気ほぼ無し |
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↑851F |
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↑↓当初851Fの西藤原寄方のクハ1851は2012(H12).11に脱線事故を起こして廃車となった。
急遽、部品確保用に購入していた新101系クハ1238を代替クハに改造起用クハ1881した
このため、編成では車体と屋根の接続部構造が違うため、異形車両編成となっている |
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↑801F 収入確保のためにラッピングされていた~~ |
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↑FSという名のDT21を編成で履く※細かい区分は気にしない |
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↑これや~!この色や~!(泣きじゃくる)
車庫に入って整備中・・・。走行写真は不可だった。
撮影、捲土重来?なるか?? |
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↑訪問日はセメント工場改修で貨物全面運休
機関車が車庫で6両も休んでいた。
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↑↓しかし、訓練運転なのか?
2両で走行しているのを発見 |
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↑帰着したED458+ED454
ED458は元東武鉄道ED5001号 |
↑ED454
ED45形一族だが当初はED45形と同仕様で親会社の小野田セメントが主導して
1957年(S32)に東洋工機が製造、富山地方鉄道デキ19040形1,2号機としてダム建造の
資材輸送に活躍した。454号は1960年(S35)02月、455号は同年9月に三岐に2両入籍した。 |
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↑入庫する |
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↑画像のお遊びで失礼!! |
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↑ED451号 復刻塗装 |
2025.05在籍の電気機関車一覧 ※全車右側運転台 |
車号 |
製造年 |
車体長 |
全幅 |
自重 |
主電動機 |
台車 |
備考 |
ED451 |
1954(S29).02 |
13,000 |
2,640 |
45.1 |
MT-40B |
DTH57 |
東洋/東洋工機/当初板枠台車,台車更新時期未調査/
1985(S60).12.13付ATS-S取付(以下★印で代用) |
ED452 |
1954(S29).02 |
↑ |
↑ |
45.1 |
↑ |
DTH57 |
東洋/東洋工機/当初板枠台車,台車更新時期未調査/★ |
ED453 |
1954(S29).12 |
↑ |
↑ |
45.1 |
↑ |
DTH57 |
東洋/東洋工機/当初板枠台車,台車更新時期未調査/
1988年(S63)09.30付台車更新/★ |
ED454 |
1957(S32) |
↑ |
2,600 |
45.0 |
↑ |
DTH57 |
東洋/東洋工機/富山地方鉄道デキ19040形
当初板枠台車/1987年(S62)06.30付台車更新
1号機1960年(S35)02月三岐入/★ |
ED455 |
1957(S32) |
↑ |
2,600 |
45.0 |
↑ |
DTH57 |
東洋/東洋工機/富山地方鉄道デキ19040形
当初板枠台車/1987年(S62)06.30付台車更新
2号機1960年(S35)09月三岐入/★ |
ED456 |
1962(S37).01 |
↑ |
2,640 |
45.1 |
↑ |
DTH57 |
東洋/東洋工機/当初板枠台車
/1987年(S62)06.30付台車更新/★ |
ED457 |
1973(S48).10 |
12,800 |
2,600 |
45.0 |
MT40B-G1 |
TT54 |
東洋/車体は西武所沢工場製
※東洋工機は1970(S45)04に車体製造終了/★
当初FS43台車/1993(H05)付TT54台車に更新 |
ED458 |
1950(S25)東芝 |
12,650 |
2,600 |
45.5 |
↑ |
TT54 |
東武ED5001/1979(S54)譲受/
入線時右側運転台総括制御改造/
★/1993(H05)台車TT50をTT54化とともにED458に改番 |
ED459 |
1969(S44)東芝 |
12,000 |
2,690 |
45.5 |
↑ |
TT54 |
東武ED5070 /右側運転台改造総括制御改造
/1991(H03)譲受/同時★化 |
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【ED451~ED457号機】
■製造所
1号機~7号機までの製作は車体,艤装は東洋工機※、電装品は東洋電機で全車統一されている
※7号機の車体は西武所沢製
■製造当初の諸元
車体長13m、幅2640mm※4,5号は2600mm、自重45t
主電動機はMT40B(142KW/750V)×4=568KW
一時間定格引張力5,840kg、同速度35km/h
■製造年
製造年は1,2号機1954年(S29)02月、3号機同年12月
6号機1962(S37)01月、7号機1973(S48)10月
■車体
1~3号機の車体裾は丸められている
■台車(1~6号)
製造当時の台車はED457を除く全車が大きな板に穴を開けたような板枠式だった。
1987年(S62)06.30付でED454~6が東武鉄道ED5010形の鋳鋼製台車DTH57を譲受して交換作業を完了、この際、ギア比が16:73から17:72に変更された
※店主想像だが、東武の5010形の主電動機もMT40なので主電動機+台車+車輪付で譲受、丸ごと交換すればギヤ比等が変った大工事が全車すんなり完了。で納得できるのだが・・・。
さて真相は
■台車(7号)
竣工時はFS43だが1993(H05)にTT54形に交換
■ATS
1~7号、5001号(改番後8号機) 1985(S60) 12.13.ATS-S取付
※資料不足で調査未了の点多々ご容赦の程 |
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↑更新前のED455の板枠台車
↓ED456のDTH-57台車 |
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↑嵩ましはED456が多いように見えるが、
ED451は車体裾の処理カバーで隠されており、ほぼ同一 |
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↑ED452号 |
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↑ED453号 |
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↑東洋工機製4号機以降と元東武の車体見付の違い |
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↑↓ED456 |
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↑車体裾がまっすぐ |
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↑手前からED451,ED456,ED452,ED453 |
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↑東武ED5000形5001をED458に改番 |
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↑↓訓練運転か?連絡線~JR富田駅レール磨きか? |
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↑↓いってらっしゃ~い |
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※撮影出来なかったED455,ED457,ED459の記述は原則カットしています $(_ _)$ |
北勢線立ち寄りスナップ |
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↑平日の10時前に阿下喜駅到着の列車は2~3名の乗車 |
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↑人気(ひとけ)が全く無い駅前 |
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↑保存会?の方々で美粧されているが雨ざらし・・・ |
参考資料:鉄道ピクトリアル128号私鉄車両めぐり 2分冊 三岐鉄道 渡辺 肇 様著、同678号 現有譲渡車両一覧、同 新車年鑑1986,1988,1989,1990 朝日新聞社世界の鉄道'69
ネコパブリッシング RMライブラリー31 所沢工場物語(下)西尾 恵介 様著
イカロス出版 モノクロームの私鉄電機機関車 諸河 久 様、西尾 恵介 様共著
ジェ・アール・アール 私鉄車両編成表1988年版,1990年版
御礼申し上げます。
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