(1)鯖浦電気鉄道の鯖江～織田間の路線免許を大正11.10.16で取得、東鯖江～佐々生間9.5kmを大正15.10.1に開業 　　目的とした国鉄鯖江駅に乗り入れ0.4kmはS4.4.1開業まで約3年半かかった。

(2)福武電気鉄道は福井市～武生間の路線免許を大正9.9.2付で取得、武生新～中央間8.5kmを大正13.2.22に開業。 本来なら先に免許を取得した福武電鉄が下を通るのだが、高低差の関係から、鯖浦電気が下に線路を敷設した。 鯖浦電鉄は交差部分に神明駅を設置したが、福武電鉄もS2.10.5に水落駅を設置、鯖浦電鉄もほぼ同時期と思われるが、駅名を神明駅から水落駅に変更した。 (3)鯖浦電気鉄道は1945(S20)国策統合により、福井鉄道に合併された。連絡線が作りやすい条件に (4)連絡線がＳ22に完成したので、水落駅は地図の上方に移転し、両線の水落駅は廃止された。 (5)国鉄北陸線の複線電化に伴う用地等の問題から水落(連絡線)～鯖江間は1962(S37)1.25に廃止された。