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店主が鼻汁垂れ流していた中学の修学旅行。団体行動からこっそり抜け出して京福電鉄の叡山・嵐山巡りを敢行。
まずは憧れのデナ21やデオ300のいる叡山線へスタコラ。修学旅行時代とそれ以降のミックス写真です。 京福嵐山線へ |
ポール集電2種 |
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↑ホイール集電
前照灯の縁がベコベコ。ポール上げ下げの際にガンガン金物が当たってこうなったのか?
この調子では前照灯のガラス結構割れたのかも
※S47.12迄に全車スライダーシュー化された |
↓スライダー集電 |
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↑スライダーシューはS53.10.18迄使用 |
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↑連結組成はポールを複数上げられないので、前照灯の下に母線(ブス)ジャンパーを設けて引き通した。 |
デオ200、300は連結すると鞍馬線の上り勾配ではホイールの集電容量が不足するため、各車のポールを使用しないと運転できなかった。母線ジャンパー栓受けはデオ200、デオ300共に床下に移設されたが、どれが該当栓なのか不明。←前面ジャンパ栓部拡大も蓋に「母線」注記が無いので・・・。
デオの連結運転はホーム長がギリギリかつ、操作車掌が1人乗って3人乗務になるため、ほとんど運転されなかったようだ。
さらにデオ300は貫通路があっても先頭車は連結部で先頭車車掌によるポール操作が必要なため、幌を渡すことが出来ず、宝の持ち腐れ状態であったようだ。スライダー化されると集電容量が上がり、2連でもシングルポールでOKになったようだが、幌をつないで貫通使用したのか店主調査不足です。 |
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↑ポール座 碍子で木の下駄を履かせその上にポール台を載せている
ポールはボルト4箇所止めでスッポン抜!のようだ |
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↑車掌さんしっかり紐を握っています。
鞍馬線と八瀬遊園方面がクロスする架線にセクションとトロリーガイド?が取り付けられています。
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↑デナ126単行鞍馬行き |
↑修学院亘り線に架線が無い。惰行で亘ってからポールを嵌める方式のようだ。
車掌さんは車内改札よりポイントごとにポールの操縦士、さらに転線時は外すタイミング見て嵌める。
←嵌めるのは実際見てません。
うまくポイントを通過すると「チンチン」とベル合図を送っていた。
離れ業のようだがホイールやスライダーを嵌める時は停止して行ったのかも。 |
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デオ300形 |
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↑↓ホイールクルクルのポール時代のカット
前面は原型。車掌側の窓が製造当初のまま。
※各ジャンパ栓拡大しても銘板が無く母線ジャンパ栓けがあったとしても?ですが、左側の単栓かなぁ~。 |
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↑300形 出町柳駅 カビっカビのネガですいません |
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デオ300形はポール集電時代のラストを飾る全金属車体、WNカルダン駆動、台車はKH-23型空気バネの最新鋭車。
S34に301、302の2両が日立で新造された。
75kw×4個モータでこの車体。ワット数だけで言えば語弊がある鴨だが、京急1000形非冷房車と同じ主電動機出力である
当時はスピードリミッターなど無かったから、デオ300形で鞍馬を往復したハナタレは、旅館でその晩すごい夢を見ることになる。
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1日中、団体行動を抜けて何食わぬ顔して旅館に戻る。その晩の夢。
鞍馬に到着した後、返しのデオ300の運転士さんとお話。『そ~か修学旅行で抜けて乗りに来たんか』、店主:「ポールの電車ってそんなに速度出ないんですか」『そんなことないで~』車掌さんが運転台に立ち寄った時に『横浜からわざわざ乗りに来てくれたんや。紐しっかり握っといてや』山から平野にさしかかる付近で偶然お客もゼロの車内。『ポールの電車でも出るでぇ!』と。ノッチをカリカリ・・・で、下り勾配もあってスピードはみるみる上昇。カーブは遠心力をうけてものすごいことに。スピードメーターは**km/hを超え、全制動で某駅にピタリと停車し、にっこり笑う運転士さん。冷汗の夢を見た。
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今まで見た夢のうちで未だに最高の夢である。
デオ(大型車-オオガタ)といっても全長16,140m、デナ21型(中型車-ナカガタ)比1,556m長いだけである。小型車は在籍してなかったので「デコ」なる形式は無かったよう。 |
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↑↓車掌側の窓が上下の窓が開閉式になり、集電装置がスライダー式になった。 |
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↑客窓は片側5箇所が開閉可。上段固定、下段のみ上昇式なので、
通風量が少なそうで、京都盆地の暑さには弱かったのでは無いか。 |
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↑鞍馬駅
(昔のSCANです。デジタルICEバージョンが古すぎて茶→紫の退色変換です-苦笑) |
本ページ作成するに当たり鉄道ピクトリアル私鉄車両めぐり特輯Ⅲ藤原寛様、
NO.553号吉岡壽一様の記事、朝日新聞社世界の鉄道'65,'76を参照させて頂きました。 |
京福電鉄叡山線(叡山電鉄)その2
その3 叡山電車 |
関西圏の写真
撮影年代は「頃」ですが、未検証なので、違う場合もあります $(_ _)$ |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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