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日本車輌製造の兄弟車両達(その1)
最新追加日:2021.05.30(名鉄モ510,520形)
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こころの暦 相田みつを作品集より
撮影怠けて、写真無い。なにやっていたんだろう。と、むなしい。
今更一生懸命になっても・・・。
店主所有写真で「お気に」をピックアップして再録?したものです。
このページを牛のヨダレの如く拡充していくつもりです。
何時になってもUp出来ないので、エイヤッのUp(苦笑)
掲載会社ページへリンク(詳細)、リンク無しは何れ掲載?・・・。
肝心な本店・支店の製作区別が不明瞭または誤謬の可能性もあります。
先に $(_ _)$ いたします。タイトル通り「非力・・・」で
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■車体寸法については、日車の車両史、日本民営鉄道車両形式集(上・下) 鉄道図書刊行会、
S51.1.15初版、朝日新聞社世界の鉄道各年刊より引用いたしました。御礼申し上げます。
■車体だけの「車体長」、連結器を含めた「全長」を区分して表記しています。
■製造年は同形車の登場初年を原則記載しています。 |
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製造年 大正15年 高松琴平電鉄3000形 335号
前面は平面。両端戸袋窓のの丸形窓はHゴムで4角に改造された「旧丸窓電車」
ベンチレーターはお椀形から変化しているのか、当初からこの形かハテ?
車体長13,869mm、車体幅2,438mm(ステップ入26401mm)、客ドア915mm |
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製造年:大正14年、蒲原鉄道、形式:モハ21形21号
全長13,106mm、車体長12,166mm、全幅2,548mm、車体幅2,616mm、客ドア?mm
各務原鉄道開業時の車両で、名鉄在籍最終形式はモ450形455号で戦災で修繕前面3枚窓化、
写真は下回り交換後、前面鋼板巻き、車体窓上も鉄板化
側面の腰板部分は木造のままの最後の状態。各窓上の優美なアールがおしゃれ。
客窓外枠が直角で内枠がアール付のこのタイプは京阪にも存在した |
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↑モ520も丸窓だった。モ510より3年前に竣工した最晩年の形式はモ520と。お腹丸見えが特徴
モ510は丸窓を最後まで残した。路線全廃の2005年3月まで513-514が残存した
モ520の誕生時の車両形式は美濃電気軌道BD505※という驚く名称 大正12年10月製造
※日車の車両史では「DB」と記述されている、鉄ピク名鉄特集ではBDとなっているが未調査
モ510は美濃電気軌道セミボ510 大正15年8月製造 揖斐谷汲線 |
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↑製造年:大正14年、(京都電燈)京福電鉄京都支社、形式:デナ1※木造車で竣工(廃車体)
全長13,206mm、車体長?mm、全幅2,489mm、車体幅?mm、客ドア?mm
京都電燈京都支社 叡山線の開業時に6両が就役した。デナのナは中型のナ
車体、窓にRを多用した日車の兄弟で最も優雅な車両と思う店主 |
製造年:大正14年、福井鉄道、形式:モハ10形11号
全長16,060mm、車体長15,240mm、全幅2,610mm、車体幅2,461.2mm、客ドア1,000mm
大正14.5に日車で木造付随車フハ1形1号として竣工。昭和5年に電装。
その後、鉄板を周囲に巻いて、晩年は鯖浦線で活躍した。 |
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製造年:大正14年、上毛電気鉄道デハ80形81号
全長15,940mm、車体長15,240mm、全幅2,642mm、車体幅2,591mm、客ドア1,030mm
元東武デハ2号 |
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製造年 昭和2年 一畑電鉄 デハ1形 復原想像合成写真
前面はやや丸く、丸窓デザインでは無かった
車体長15,329mm、車体幅2,591mm(手摺入2,718mm)、
製造当初のドア幅未調査だが、同時期の車両に比べ、車体長が1.4m長い
ドア幅は、914~915mm。客窓数で調節か
↓デハ1形 3号 ワンマン改造乗務員扉新設、客扉移設後 |
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↑↓前面はやや丸みを帯びている |
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↑製造年 昭和3年 三国芦原電気鉄道(京福電鉄 福井支社) ホデハ11形 12号
前面、やや丸い。製造当初にあった、両端の丸形戸袋客窓は塞がれている
車体長13,862mm、車体幅2641mm(手摺入2,654mm)、客ドア914mm
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製造年 昭和3年 上田丸子電鉄 5250形 5251号
車体長13,868mm、車体幅2,438mm(ステップ入2,591mm)、客ドア914mm
前面は丸みを僅かにプラス。両端の丸形窓が残る雨樋の処理が後付けなのか、当初からか気になる存在。
丸窓を最後まで残したお陰で、「丸窓電車」の愛称までもらって勇退。1986年廃車。丸窓の名鉄モ510は2005年3月まで残存 |
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↑製造年:大正15年、北恵那鉄道 モ560形564号 元形式:瀬戸電気鉄道ホ103形
全長14,204mm、車体長13,410mm、全幅2,641mm、車体幅2,515mm※客ドア820mm
北恵那線車両の体質改善にS39.6譲渡を受ける。名鉄残存車はモ760形に改番
※北恵那モ560形は2,545mmだが、外板厚と計算が合わない。 |
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↑製造年:昭和2年、名古屋鉄道、形式:モ700形703号、モ750形755,754号
全長15,024mm、車体長14,262mm、全幅2,438mm、車体幅2,400mm、客ドア914mm
名古屋鉄道(初代-笑)が増備したデセホ700形、翌年750形が増備された。
車体は同じだが、ギヤ比が700形23:61、750形が18:69で牽引力を上げている。
揖斐・谷汲線に最後まで残った名車であった。 |
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↑製造年:昭和2年、北陸鉄道 形式:モハ3700形3702号
全長15,024mm、車体長14,262mm、全幅2,438mm、車体幅2,400mm、客ドア前後700mm、中央914mm
名鉄モ700形709号を名鉄で改造し、就役 |
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↑製造年:昭和2年 福井鉄道 形式 モハ140形(初代)
元名古屋鉄道、形式:モ700形701,705号
昭和39年3月入線、 同年7月譲受
全長14,461.5mm、車体長13,713.5mm、全幅2,600mm、車体幅2,438mm、客ドア914mm |
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モハ20形 |
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←モハ20形21 クハ20形21→ |
↑製造年:昭和5年、 福井鉄道
旧番 福武デハ11形11、12→昭和22年 形式変更モハ20形 昭和45年主電動機集約M21号T22号化
全長14,660mm、車体長138.68mm、全幅2,540、車体幅2,540mm(同寸記載)、客ドア914mm |
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↑製造年:昭和10年 福井鉄道 形式:ク140形 元瀬戸電ガソリンカー
元名古屋鉄道、ク2201形 2201,2202号、
昭和39年3月入線,7月譲受、クハ140形。
全長14,020mm、車体長13,240mm、全幅2,540mm、車体幅2,500mm、客ドア1,000m |
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↑製造年:昭和4年、(京都電燈)京福電鉄京都支社、形式:デナ21
全長14,584mm、車体長13,700mm、全幅2,590mm、車体幅2,480mm、客ドア?mm
同系車で昭和3年開業の鞍馬電鉄出自の発電ブレーキ付のデナ121形6両が存在し、
昭和17年に形式上はデナ21形に統合されたものの車体番号は120台を名乗っている。
※ 昭和40年代にデナ21形に20番台に発電ブレーキ、120番台のブレーキ改造で共通化 |
戦前の本店 着せ替えの車体作り
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製造年:昭和16年 富山地鉄 形式:モハ7530形7532号、
全長16,930、車体長16,100mm、全幅2,740mm、車体幅2,600mm、客ドア1,100mm |
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↑製造年:昭和16年、名古屋鉄道 形式:ク2600形2601号
全長18,454mm、車体長17,600mm、全幅2,740mm、車体幅2,700mm、客ドア1,080mm
ク2601+モ3601編成。製造当時の転換クロスに合わせた窓割りが美しい。改番履歴等省略 |
東京支店の車両達 戦前~ |
東京支店の前身の天野工場は市内電車の製作を得意にしていた。
大正9年に日本車輌が買収して東京支店とした。
店主の写真で見る限り、小型で前面にやや強めの丸みをつけた風貌が、当時の東京支店のアイデンティティー? |
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製造年:昭和2年、京福電鉄 福井支社ホデハ271形273号
全長15,048mm、車体長14,244mm、全幅2,720mm、車体幅2,615mm、客ドア915mm
小田原急行鉄道創業の1927(S2)4月1日開業時の車両モハ1形として18両が製造された.。
1927(S2)4月1日付、(開業日)事前に試運転もあったのだから、それ以前に竣工したと思う。
車体は乗務員扉取り付けなどの改造を受けている。
京福のホデハ271~273に当たるのはモハ8、9、12号になる。 |
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↑製造年:昭和2年 日立電鉄 形式:モハ1000形1002号
全長15,048mm、車体長14,224mm、全幅2,735mm、車体幅2,615mm、客ドア1,100mm
相鉄時代に中間電動車化された。京福のホデハ271形272号と経緯は同様。
日立電鉄には日車製の小田急モハ1の変身車がゴロゴロいました。 |
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製造年:昭和16年、京福電鉄 福井支社 形式:261形263号、
全長14,118mm、車体長13,420mm、全幅2,640mm、車体幅2,500mm、客ドア1,100mm
元京王電気軌道400形デハ→2400形2404号
しかし、上記の兄貴分から13年以上経った時期の製造としては、雨樋をカーブしてさせて客窓が大きくなっただけで陳腐すぎる気が。 |
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↑製造年:昭和17年、庄内交通、形式:モハ8形8号、
京福ホデハ263号と同じ元京王電気軌道400形デハ→2400形2405号
製造年は京王2404号より1年遅い。S38東洋工機で窓他の改造を行っている |
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製造年:昭和4年、庄内交通、形式:モハ1形モハ1号、
全長12,432mm、車体長11,.580mm、全幅2646mm、車体幅(2,436mm※)、客ドア900mm
※蒲原モハ11号の車体厚105mm×2を全幅から差引した数値 |
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製造年:昭和5年、蒲原鉄道、形式:モハ11形12号、
全長12,432mm、車体長11,580mm、全幅2,574mm、車体幅2,440mm、客ドア900mm
庄内交通モハ1形に1年遅れる車体同寸車(車体幅▲72mm狭い) |
着せ替えの車体作り 戦後~ |
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製造年:昭和30年、福島交通、形式:モハ1200形1201号(東京支店)
全長15,840mm、車体長15,000mm、全幅2,670mm、車体幅2,600mm、客ドア1,100mm |
日車東京支店S17製の木造車101をS30に鋼体化2段窓化、全長10,800mm→車体を延長し全長15,840mm、
車体長(推測10,000mm)→15,000mmに。※昭和17年で木造とは!!
101~103→1201~3に改番した。同形の先輩は108(S25.12製)→改番1208及び
111(書類上S28.3月実際は27年)→改番1211
出典:鉄道図書刊行会私鉄車両巡り特輯3分冊 福島交通 川上幸義様著 |
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製造年:昭和31年、福井鉄道、形式:モハ80形?号(本店)
全長16,500mm、車体長15,700mm、全幅2,682mm、車体幅2,600mm、客ドア1,000mm |
南海のカワゾー製の木造モハ114~116を昭和23年に譲受
昭和31年に車体を新造し、下回りを流用した。
いつ行ってもケバい広告を纏って、良い姿が台無しじゃん・・・。と
※この項、鉄道ピクトリアル461号「福井鉄道」松原淳様著を参考にさせて頂きました。御礼申し上げます |
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東京支店の着せ替えの車体作り(番外)
マルちゃんの麺づくり 面づくり |
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↑製造年:昭和31年、旭川電気軌道、形式:モハ500形501号、
全長15,940mm、車体長?mm、全幅2,700mm、車体幅?mm、客ドア?mm
東京支店にあった定山渓モハ100のガラを前面新規製作して再生 |
第2次世界大戦後に制定された運輸省規格型準拠 (本店・東京支店) |
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製造年:S23 西鉄大牟田線 形式:ク350形362号(358~362)
全長18,800mm、車体長?mm、全幅2,740mm、車体幅?mm、客ドア?mm
※汽車会社のク351,352は全長16,500mm、353~357は全長17,500mm |
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【これぞ規格兄弟-その1】
製造年:昭和23年、富山地方鉄道、形式:モハ14750形14752号、
全長17,830mm、車体長17,000mm、全幅2744mm、車体幅2,700mm、客ドア1,150mm
他社の車両を導入するまで、富山地方鉄道の車両は日本車輌製が多く、
14760形に至るまで自社の新車は 日車製でその縁は深い(本店製) |
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【これぞ規格兄弟-その2】
製造年:昭和23年 長野電鉄 形式:1000形1001号
全長17,600mm、車体長17,000mm、全幅2,744mm、車体幅2,700mm、客ドア1,150mm
富山地鉄14750形と製造年、寸法が同じの兄弟車(本店製) |
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↑製造年:昭和27年、富士急行電鉄、形式:3600形3602号※車体更新時モハ503号(東京支店)
モ1形S4年、富士急開業竣工の車体をS27年、車体長延長で新規製作、S36年、更新時に貫通路新設
全長16,820mm、車体長16,200mm、全幅2,880mm、車体幅2,800mm、客ドア1,000mm
運輸省規格型より小型で若干の差異もあってここに収録。乗務員室扉に続く客窓の寸法が狭く、改造っぽい |
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↑ 製造年:昭和28年、秩父鉄道 形式:クハニ20形
全長17,630mm、車体長17,000mm、全幅2,800mm、車体幅2,770mm、客ドア1,100mm
↓荷物室(車内柵が見える2つの窓:開閉窓+戸袋窓)の状況 |
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製造年:昭和28年、秩父鉄道 形式:クハ60形
全長17,630mm、車体長17,000mm、全幅2,800mm、車体幅2,770mm、客ドア1,100mm
電動車100形は2扉で揃え、クハ60は3扉。乗務員室次位の幅違いの客窓【550mm+桟80mm+700mm】の2枚がユニーク |
牛のヨダレの如く更新して哩(笑)、所存です・・・。
日車の兄弟車両(その2)へ |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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