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■多数の製紙工場の側線に貨車を出入りさせて活発な紙製品や原材料を輸送していた電気機関車達も
JR貨物の合理化で一挙に失業。賑わっていた頃の写真と2016年の対比 |
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↑1981年訪問当時は多数の機関車が貨車の入れ換えに励んでおり、工場への側線も現役で活気があった。
アタム8003過酸化水素専用タンク車を入れ換えて組成中。紙の漂白に使う薬品の運搬なのだろうか。
このタンク車、「純アルミ」、「連結注意」って記載あるけど、鋼製台枠にアルミタンク?んで「アタム8003」?標記なのか
ちょっと気になって、この貨車をネットで調べたら、複数の方が掲載されていた。参考になりました。
本稿を記述するにあたり鉄道ピクトリアル通刊434号私鉄電機機関車の現勢(大幡哲海様著)、世界の鉄道1966を参考にさせて頂きました。 |
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↑ED10形103大井川鉄道から昭和45年9月に入線した。
貨物輸送量の減少により古巣の大井川鉄道へ昭和61年2月21日付けで帰還した。
岳南鉄道の電気機関車は1形式1両で例外的に松本電鉄から興入れしたED40形が2両存在するのみ |
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↑ED29形 291 1927年(S2)、 日車製。豊川鉄道にデキ52号で納入され、国有化→1959(S34)に岳南鉄道に譲渡された。 |
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↑ED291の台車台車長をコンパクトにするため、砂箱を中央にしている。
軸箱支持バネ棒の中央寄り左右の棒は下部でイコライザーと結ばれる構造となっている。
↓ちなみにED16の台車
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↑ED501の台車 ED16と軸箱間の台枠構造が結構似ている。
ED29の台車はいかに台車長を縮めるか腐心したのではないか。 |
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↑上記撮影35年後のカラー版 |
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↑ED32形 321 |
三菱電気・三菱造船製、1927年(S2)元伊那電気鉄道デキ10形 国有化で国鉄籍の電気機関車ED32に改番、1500V昇圧工事を行った。
1960年(S35)に岳南入りし、 運転台中央の窓取付や中央に設置されたパンタ両端に移設、増設して1988年(S63)12月20日付廃車。
入換時に掛員の雨よけ用に小窓に取りつけられた庇は、なかなかヤバイ大きさである。
既に解体されているが、台車、車体、パンタに到るまで模型にするには実に好ましい形状である。 |
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↑元松本電鉄のED40形02、03号が在籍、01号は松本電鉄のED30形が1号機で存在するため、
形式のトップナンバーでも続番で2号から付番された。
京王帝都の5000系もそうだが 日車 の設計陣はパノラミック風窓幅確保のため、
貫通路に寸法のしわ寄せするのがお好き。 出入り口がこの幅ではポッチャリ君の入室は無理かも |
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↑ED40形2号機の「1」エンド岳南江尾寄りの運転台は松電時代からなのか、
窓ガラスが四隅R付きのHゴム支持窓となっている。 |
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↑ED402は茶色をまとっている。 |
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↑ その窓とサイドビューとNL-12台車(きっと日本=N、ロコ=L)かな?
雨が降って車体に内包している雨樋が梁のところにあるのが判明。 |
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↑ED40形403 こちらは車体塗色が広告オーナーの意向によって変わっている。基本赤色の時代もあった。
なんと2012年にMGの故障でそのまま平成27年3月31日付で廃車されている。 |
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↑ED50形501 |
車体番号銘板を見るとそうかぁ~。名鉄の電気機関車らしいなぁ~と思ってしまう。1928年(S3)川崎造船製の40t機である。
が、なんと、あの軽便さながらの線路の上田交通(上田温泉電軌)傍陽・真田線に納入されたと言うから驚く。勾配線なので電制も取りつけた高性能機であった。
上田時代の勇姿はさぞかし格好良かったろうなぁ~。結局、電車の牽引で事足りた需要の路線に電制付き高級電気機関車を売り込んだメーカー勝ちか?
当然、その重量では真田・傍陽線の線路破壊や主電動機(111.9kw×4)の変電所への負荷も問題なったらしく、一時期小田急に貸し出された事もあったが、1940年(S15)に廃車、名古屋鉄道(三河鉄道)が購入、岳南には1969年(S44年)に借受で入線、その後譲受した。
どうも名鉄の型式番号の数字フォントは独特で、これに反応してしまう店主ではある。 |
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↑ED501台車 |
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↑保存していると思われる4両の電気機関車は今後どのような扱いになるのだろうか。税金もかかるだろうし・・・。
後方にパワム2両留置中 |
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↑タキ2600形コタキ12699。車体に書いてある事以外解説不可・・・。$(_ _)$ |
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↑タキ2600形 コタキ32655。車体に書いてある事以外解説不能 $(_ _)$ |
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※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所
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