京浜電鉄 品川駅Ⅲ開業、 2回目の改軌(1435mm)へ
2022.08.31 Ver1.07
市電 品川~北品川間廃止による連帯運輸、横浜駅改軌図→怪奇図か
昭和8年4月1日、3代目の品川駅を開業させた京浜電鉄
その品川駅は東京地下鉄道への乗入れを見据え、湘南電鉄との直通運転を開始すべく品川駅構内から新たに架橋した八ツ山橋梁まで1435mm軌間で建設され、品川新線?(品川Ⅲ)開業と同時に八ツ山橋梁浦賀方終端から旧青山延長線起点(京浜電鉄品川駅Ⅰ)の線路移設、同左~横浜の全線の改軌も完遂し、品川(Ⅲ)~横浜で1435mm軌間での運転が開始された※1
なお、新線八ツ山接続点から北品川の架線も役所用語の電棍式集電器(俗称ポール集電装置)が使用していたスパン線直接吊線から鏈線吊線式(共に届書にある役所用語)シンプルカテナリーに変更した。
また、北品川~横浜間の強度の弱いとされた特定の溝橋は掛け替えまで補強を入れて使用することを指示された。
役所用語としたのは、申請所類などに継続してこれらの用語が使用されていたため。
 店主的には今後ポール集電器を電棍式集電器と記述したいぐらい素敵な名称。
※1湘南電気鉄道にも複電圧車で乗り入れ、品川~京浜蒲田間で急行運転を実施した。
※実際は改軌工事中に新旧両ゲージの車両が走行していますが、ここでは4月1日からとして扱います。横浜方から順に改軌を追って行きます。
※※本頁一連の図面は申請時の図面です。完成時の図面ではありません。
※図面に習って全て「停留場」としています
※随時資料を補訂いたします。
 ↑北品川~横浜、北品川~品川間の
書類不備を訂正して認可ください書類
 ↑改軌に伴う改軌前と改軌後の標準施工図
横浜停留場の改軌
 ↑S08.03.31に完成予定の届図。
※改軌時点で品川方にY線が残っていたとする図面があり、
此の大雑把な改軌予定図との比較調査の必要があります
生麦停留場の改軌
↑ 生麦車庫開設後にホームの移設が行われている
図面上にあたる下りホームの待避線が消されている。一体??
改軌にあたって撤去したのか、使用しないようにしたのか
※新設や移設以外の撤去、使用休止の届は緩かったのか、
書類が保存されなかったのか??の状態
 川崎停留場の改軌
蒲田停留場の改軌
 海岸停留場の改軌
 北品川停留場の改軌
 北品川~品川間の改軌
 ↑この区間の改軌方法は敷石?を剥がして掘り返して改軌準備を行ったよう。
※下記右側書類より。東京市電の品川~北品川の乗客に対しては廃止後、
品川~北品川の振替乗車を実施
↑改軌した区間で使用する車両 
旅客車の両数が少ない。残りの車両は工場入場改軌する(別届)
↑消し線は別の通牒、具体的に速度を記載しないところが当時流
※速度計はあったのか?枕木の本数/秒で計算時代 
↑東京市電との連帯運輸 覚書
※右の契約書の第2条相当か 
 ↑東京市電との連帯運輸 契約書 
契約期間は品川乗入から10年・・・
 ↑京浜電鉄八ツ山橋梁と八ツ山道路橋
右側に増設した新橋、中央の橋梁に上下線を移設している
 品川停留場の建設
 ↑高輪停留場と品川停留場の位置関係がわかりやすい平面図・・・。
【品川駅(Ⅲ)の建設経過】京浜電鉄沿革誌(要約、補訂)
当社の乗客は市内山の手に少なく下町方面に多い故、高輪の終点を変更して省品川駅に乗入れ、省線電車と連絡する方が有利である。と考え、昭和4年5月25日品川駅乗入を出願した。※1
昭和6年5月1日許可※2を得て、工事を開始して昭和8年3月に地下1階地上3階の新駅を竣工した
開業当日は従来の5割増しという収入を得、建物は昭和8年下期に全体が完成し、地階、1階は京浜デパートに3階は撞球場に賃貸した。
※1の日付は調査中。
※2 鉄道省、内務省に北品川~品川間の会社の出願日は5月2日であって、内務省は昭和6年12月26日許可
【申請の理由】京浜電鉄沿革誌(要約、補訂)
高輪駅乗降客一日2万人余りの約7割5分は省線との連絡旅客にして駅前の国道を横断している。此の横断箇所は昨年から警視庁の交通巡査を配置して交通整理をしているが、東京市電の頻繁なる運転に加え、人馬の往来が特に増加し、品川駅構内に駐車営業するタクシー並びに目黒運輸、池上電鉄及び弊社の乗合自動車の他の乗用自動車の出入輻輳を極め、連絡旅客の不便かつ危険甚だしきものがあり、ついては起点の八ツ山橋(品川Ⅰ)から品川駅構内に専用の軌道を新設し、旅客の利便を計り、併せて交通上の危険を除去したい・・・。
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としている
なお、開業と同時に品川~浦賀間の複電圧車による直通運転を開始、
品川~京浜蒲田間の急行運転を実施した。
※沿革誌に触れられている五反田計画線については項を改めます
 ↑地図も変わりました。まだ国道上を走行中。港南口側はまだ海ですね。
市電線路が撤去されずに残っていたのか?地図上に残っています。
北品川駅の市電関係線路は綺麗?に撤去されています。※関係を別途記載します
国土地理院S14.05.30発行1万分の1品川より抜粋加工
※東京市電との共用部分とその関連は別途記載を予定しています
↑昭和8年3月31日付横浜~北品川改軌竣工届  ↑ 神奈川県進達書類だが省で赤文字の支線竣工日が参考記載されている
 =====今後いろいろ補訂してまいります。$(_ _)$=====
参考文献:日野原保様 鉄道関係文集
 京 浜 電 鉄 歴 史 探 索
※全項目、資料等発見次第、随時補訂しています。各ページVer.Up年月日でご判断を
本表のは最近の新規、補訂の意味で付けています
神奈川~新町間の変遷  省横浜駅Ⅲに乗入れまで 鉄道省横浜駅移転3代の図  横浜駅と周辺 1969~ 
品川駅の変遷
複式架線・構内線路追加  
品川(Ⅲ)開業
品川~横浜主要駅の改軌
八ツ山橋梁増設
と線路移設
のナゾ
高輪駅乗入とその後  青山延長線
(高輪~白金猿町)
 (Ⅱ)南北馬場統合工事   南北馬場統合失敗
  目黒川電停は幻に 
  鈴ヶ森駅と鈴ヶ森架道橋  大森支線
出村駅と急行運転  トロッコ(土取線)交差 【六郷橋梁】~京浜川崎 生麦車庫   海岸電軌軌道
橘樹(たちばな)電気軌道
の敷設申請
  
鶴見~小机支線の敷設申請  鎌倉金沢電鉄の敷設申請 湘南電気鉄道(工事申請)
金沢文庫~鎌倉八幡 
 
神奈川台場と東高島駅
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